尽力に対する誠実はフィードバックは嬉しい

仕事柄、自分が大勢の人の前でプレゼンすることもありますし、また講演会などを企画してゲストスピーカーに喋っていただくこともあります。自分が話すにしろゲストが話すにしろ、意外と準備は大変です。聞く方は30分のプレゼンテーションかもしれませんが、しゃべる方は(下手すると)その10倍以上の時間が必要かもしれません。

自分は人前で話したりプレゼンするのが好きなので、プレゼンさせて頂くだけで有難く思います。しかし頑張って準備するからには、何かしら聞き手に刺さるものがあって欲しいです。だからプレゼンテーションが終わった後に、たくさんの質問や「良かったよ」とか「勉強になりました」とかいったコメントが頂けると大変に嬉しく思います。

・・・と思ってるくせに、他の人が話すときには、それ程フィードバックをしていないことに気がつきました (汗)。そこで先日ある方の講演会の際、その会を企画されたオーガナイザーの方に簡単な感想文を書いて送ってみました(文章を書くのは苦手ではないのでブログ1本書く時間の10分の1の時間で書けた!)。講演会に参加できて良かったこと、どのような点が勉強になったか、講演会を企画してくれたことに対する感謝、次にどんな話が聞きたいと思うか、みたいな話をザーと書いてメールしました。

そしたら即座にそのメールに対する長文の返信が返ってきました (笑)。「講演会に対しフィードバックをもらえてとても嬉しく思う、講演が少しでも役に立ったら嬉しい、是非次回も参加して欲しい、頂いたフィードバックをメンバーと共有したい」みたいな返信でした。想像以上に自分が送ったフィードバックに対し喜ばれていました。考えてみれば、自分が話す時もフィードバックをくれるのはわずかな人なので、講演に対するフィードバックはあまり一般的ではないのかもしれませんね。だから、ますます喜ばれたのかもしれません。

人それぞれ考え方は皆違うので、自分がやってもらって嬉しいことが他の人にとっても嬉しいかどうかは分かりません。しかし「他の人も嬉しいだろう」というのは仮説としては悪くないと思います。一般論で言っても他者の良い点に対する誠実な評価が出来る人は、きっと他者からも好かれるでしょうね(ウソやおべっかはダメですが)。まずは自分が嬉しい事をとりあえず試してみて、もしも嫌がられればやめれば良いだけです。だから今後も、他者の頑張りに対する誠実なかつ前向きな評価を伝えていきたいと思います(上から目線の評価にならないように気を付けながら汗)。


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