英語表現の効率的な記憶法

これまで英語の勉強をやらないといけないと思っていました。特に英語での会議において進行や発言をすることは自分にとって必要なことであったので、それらに関する本をたくさん買って暇な時にペラペラと読んでいました。しかしながらそれらの学びが身についたとはお世辞にもいえませんでした。

しかしながら、先日英語の会議でファシリテーションをすることになり、その準備のために慌てていくつかの表現を覚えました。本やネットで表現を調べ、紙に書き出し、実際に会議で使ってみて、という一連の流れを経ると意外にもそれらの表現を覚えることができました。会議の準備に使った時間自体はわずかでしたので、非常に良い学習効率だと言えます。その理由を考えてみると、必要に迫られて勉強している、学習を複数の方法で繰り返している、実際に使ってみることで感情を伴った記憶として定着している、という三つの点が挙げられるのだと思っています。

まず勉強は喫緊の悩みや課題、目標に対して取り組んだ際に非常に効果を出せるのだと思います。今回の場合は、会議を無事に乗り切るという明確な目標があり、その目標に必要なことにのみに取り組みました。また必要に迫られて勉強をしたので、勉強の成果を出さざるを得ない環境でした。

また今回は学習した結果を紙に書き出すことで記憶を上塗りする機会を得ました。今回はまだ行っていませんが学びの成果をブログで書き出すことによって、学んだ内容を自分の言葉で言語化することができるので、さらに学習効果が上がると思います。落ち着いたらせっかくの機会ですので、今回の学びをブログにも書いていきたいと思います。

さらに学びを学びのままに留めておくのではなく、本番で使って試してみる機会があるというのが、学習の定着にとって非常に良いと思っています。スポーツならば試合で、英語ならば会議などの発言で、学んだことを使ってみるのは、強烈な感情の動きを伴います。使ってみようとしている時は緊張を伴いますし、実際に使ってみて上手くいけば喜びを、失敗すれば大きな悔しさを感じます。このような感情の動きは、記憶の定着に大きな役割を果たすのではないかと思います。

とまぁ、英語の会議で使う独特の表現を覚えました、ということをさも大げさに書き出してみました (笑)。このような表現が即座に出てくるかどうかというのは、英語が喋れるかどうかの問題ではなく、知っているか知らないかということに大きく依存すると思います。テクニックとしてまだまだ自分が覚えるべき表現はたくさんあるので、引き続き今回のプロセスを継続していきたいと思います。


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