今日、仕事でミスが見つかりました。実験条件に不具合があったのですが、それを見逃したまま実験を進め、間違ったデータを報告していたことか分かりました。
今回のミスにより、いろいろな方にご迷惑をおかけしてしまったことを申し訳なく思います。同時に自分を信頼してくれている方達の期待を結果的に裏切ることになってしまったことに対し、とても残念に思います。
状況としてはピンチが到来していると思っています。しかしながら同時に、これは問題解決のチャンスであるともといえます。そして自分としては、今が試されている時だと思っています。
あってはならないとはいえ、人間ですからミスは避けられません。しかしながらそのミスから生じる被害をいかに最小限に食い止めるか、さらに同じミスを繰り返さないような仕組み作りをする事に対しては、努力できることがたくさんあります。ここで如何に頑張れるかが後々大きな違いにつながると思うと、クヨクヨしてはいられません。
どちらかと言うとこれまでの自分はミスや失敗を引きずる方でした。この場合、自分の状況を主観的にしか捉えることができず、ミスをした自分というものが強調されていました。しかし上述のような思考のパターンを持つことで、自分が置かれた状況も客観的に捉えることができています。その結果、ミスをしたという過去の出来事よりも、自分が生み出した状況をいかに改善するかという未来の事で頭がいっぱいになっています。
これは文字通り、”前向き”な思考パターンといえるかもしれません。そうすると、やりたい事がたくさん思い浮かんできて、次の行動に移らざるを得ません。自分がなすべきこと・自分にできる事を冷静にかつ迅速に行ってきます。
『ミスをした』という事実は変わらないものの、気持ちの持ち方次第でその事実の受け止め方や次の行動がこれほどまでに大きく変わるのは不思議です。自分にとって都合の良い(成果につながりやすい)思考パターンを積極的にインストールすることで、自分の望む方向に向けて自らを動かしていきたいと思います。