#990 世の中を変える研究をするために!

ノーベル物理学賞に日本人の三名の先生が選ばれたというニュースを聞き、日本人として、そして自然科学に携わるのの端くれとしてとても嬉しく思います。

まだ経緯などは詳しくは知らないので今日の受賞のニュース等を読んだ限りの感想ですが、やはり人が出来ないと思っていることに長い間必死に取り組んだという点が成功の鍵だったのだろうと思います。(ノーベル賞のような大きな価値のある研究とまではいかないものの)自分が研究を通じて世の中に役に立っていくためにはどうしたらいいのだろうか、ということを考えてみました。

まずは志を持っていることだと思います。このような大きな研究をして世界を以前とは違うようにガラリと変えることが出来ればそれはとても嬉しいことだと思います。しかし、それほど大きなものではなくても、自分が関わるサイエンスにより、以前と比べ世の中が少しでも良くなればそれに越したことはありません。

研究や発明を通じて世の中を良くしていくという崇高な志があれば、辛い困難も乗り越えていけるのではないかと思います。だから自分はもっと頑張らないといけないと反省する次第です(汗)。

一方で、いくら高い志があっても、楽しくければきっと長く続けることは出来ないでしょう。研究を好きであることは「研究を通じて世の中を変えていこうとする者」の必要条件なのかもしれません。研究が好きであれば、きっと上手く行かないことまで含めてきっと楽しめるのではないかと思います。そうでなければどんなに社会的に価値のある課題であっても長く取り組むことは出来ないのでだと思います。

とはいえ、自分の時間にもお金にも限りは有りますので、何に取り組むかは成果を分ける本当に重要な点だと思います。ここは運もあるとは思いますが、チャレンジングな選択肢を選ぶことを忘れずにいたいと思います。妥当な選択肢を選んでソコソコ成功するよりも、誰もが不可能だと思うことに挑戦して失敗するほうが自分らしくていいと思っています。イノベーションに失敗は付き物ですので、失敗しながら精度を高めていくということを続けていきたいと思います!

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、長くなったので今日はこのへんで。赤崎先生、天野先生、中村先生、おめでとうございます!


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