最近、上位1%の成果を出している方と立て続けにお会いさせて頂く機会がありました。その方たちは自分とは違う業界・違う職種の方なのですが、飛び抜けた成果を出しておられる方のお話を伺って学ぶべきところが沢山ありました。
自分としてはこれまで上位 10% には絶対に入るという意識はありましたが、1% ということを意識することは有りませんでした。
確かに営業などの数字とは違って研究の分野では価値の軸が複数あるため、自分が上位何%にいるかということは識別しにくいところもあります。適切な例えかどうか分かりませんが、研究評価は美人コンテストのようなところもあり、人により評価が変わってきたり、分野により競争率が様々だったりします。そのため自分としては、誰から見ても上位 10% には入っていたいけど、1% に入ることは評価者に依存するために状況によっては困難であるという諦めを持っていたところがありました。
しかし、実際に上位 1% に入っておられる方とお話して、自分に大きく欠けているものに気付くことが出来ました。沢山あるのですが最も大きな要因は、「上位10%でいいや」と思っているか、「いや、1% だ!」と設定しているかの違いだと思います。
『散歩のついでに富士山に登った人はいない』という言葉を思い出したのですが、1% には決して偶然では達成することは出来ません。上位10% という高尾山を意識していては、いつまでたっても 1% にたどり着くことは無いでしょう。
10% でいいやと思っていては、10% 入りもおぼつかないかもしれません。高い目標、高過ぎる目標を設定するからこそ頑張れるし、結果として 1% に入れなかったとしても、はじめから 10% を目指した場合と比較して高い位置に着地できると思っています。
成果を出されている方とお話させて頂いて、自分の目標設定の甘さ・守りに入っている感に気付き、とても反省しました。失敗を恐れずに高い目標に設定し、自分の限界に挑戦していきたいと思います!