最近、データベースから仕事上の必要な情報を取ってくることが多々有ります。その際に情報が上手くタグ付けされていると必要な情報にすぐにアクセスすることが出来るのですが、タグが間違っていたり適切でなかったりそもそもタグがついていなかったりすると、検索に一切かかって来ないため情報を入手出来ません。
人材としても価値も同様で、いくら潜在的な能力を持っていたとしても適切な場所で使ってもらって初めて真の価値を出せるはずですが、その候補となるためには探してもらう必要性があり、そのためには自分のタグが適切でなければ探されようがありません。
人は自分が思っているほど自分のことを見てくれていないというのが本当のところだと思います。いくら自分が光るものを持っていたとしても、それが適切にタグ付けされていなければ注目されることは無いでしょう。その分野に詳しくない人であれば有るほど、これまでの実績や現時点の能力など以上に、本人が立てるタグを頼りに一次の検索を行っているように思います。
ですので、自分の能力や専門性を適切にパッケージングしてタグを立て、常に検索されるような状態にしておかねばなりません。さらにその上で、実際に目的のポジションで検索される以前から、検索者の目に止まっている必要はあるのだと思います。いざ必要になった時に、何となくこれまで見たこと有るタグと名前が目的の検索でピッタリと最上位で検索されるからお声がけを頂けるのだと思います。一番である必要が有るのだと思います。ここで『OO (分野) といえば XX さん』 と言われるほどの看板・タグが認知されれば、あとは雪だるま式にお声がけを頂けるようになってくるのではと思っています。
では実際に自分に適切なタグを付けることが出来ているかというと、今はまだ出来ていません。ただチャンスはいつやってくるか分かりませんので、検索してもらえる状況にはすぐにしておきたいと思っています。