最近、古くからの友人と話す機会があり、その方が目標設定と目標達成が苦手と言っていました。まあ苦手と言っても程度の問題で、自分よりも非常に優れたこの方は一体何を悩んでいるんだろう!?と、凡人の自分には理解不能なくらい高い次元での悩みのようでしたが。。。
その方に対して自分はアドバイスなどを出来る立場にないことは百も承知なのですが、自分のことは棚に上げまくって自分の意見を少しだけ述べさせていだきました(恥)。その方との議論の中で少しだけまとまってきた自分の考えを備忘録代わりにココに書いておきます。
自分も目標を設定しますが、達成できることもあれば達成できなかったりしています。その出来る出来ないの違いは、目標を達成するための行動が十分にできたかどうかによって決まると思っています。自分は強く目標を意識して「やる」と決めた時はどんなことがあろうとも絶対に達成するつもりでいますが、同じ目標設定をしてもそういう『ゾーン』に入る時と入らない時とが明確に存在し、『ゾーン』に入れた時の達成率は非常に高いと思います。
じゃあ、なんで『ゾーン』に入れる時と入れない時があるのかを考えてみると、(1) 目標に対する具体性が足りない、(2) 目標や具体的なアクションの修正プロセスが不十分、ということが考えられました。
まず一つ目の目標に対する具体性に関してはこれまでに何度も書いてきた事なのですが、「○○をやりたいな~」「☓☓ができたらいいな~」と思っているだけの時は大抵達成できません。一方で最終目標と中間マイルストンとそれらに対するデッドラインを設定し、それを達成するためのアクションアイテムを週レベルさらに一日のレベルまでブレイクダウンできた時は、目標の高い低いに関わらずに大抵達成できているように思います。
これって、『いつかは白馬に乗った王子様(or お姫様)がやってくる!』と夢見る方と『ゴール(?)を因数分解すると”出会いの数 × 確率”だから、とりあえず合コンや婚活パーティーにバリバリ出席する人』の違いだと思います(あくまで喩えですよ!笑)。もちろんどっちがどうと言うわけではないですが、自分は後者のように目標を具体的な行動にまでブレイクダウンしてからじゃないと、大目標は達成できないと思っています。
そういえば、ワタミの元社長の渡邉美樹さんの『夢に日付を!』とか、GMO の熊谷さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』とかも言ってることは一緒ですよね(もっとも自分はこれらの本のようなスッキリした説明は出来ませんが汗)。
そういえば、ワタミの元社長の渡邉美樹さんの『夢に日付を!』とか、GMO の熊谷さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』とかも言ってることは一緒ですよね(もっとも自分はこれらの本のようなスッキリした説明は出来ませんが汗)。
二つ目の目標や行動の修正プロセスが十分かどうかに関しては、どれだけの精度で PDCA サイクルを回すことが出来たかということだと思います。目標を立てたり、行動にブレークダウンすることは適当で良いと思っています。そこは思いっきりの良さとスピードが大切です。しかし実際にやってみての違和感などをどれだけの頻度でフィードバックして修正していけるかどうかということが大切なのだと思います。
と、まぁ書いてみましたが、(1) も (2) も当たり前のことです。でも分かっているのになんで出来ないのか?という問題に突き当たると思います。その原因は (1)/(2) を実行するためのリソースが十分に確保できていないことがと思っています。これに関しても根深い問題で書き出すと非常に長くなってしまいますので、それはまた後日取り上げたいと思います!