成果を出すためには、一点集中して取り組むことが一般的に推奨されていると思います。自分も何かに熱中して全力を注ぎたくなる性分で、トコトンやっている感に酔っているところがあり、反対に中途半端は嫌いです。
もともと不器用なもので、複数の案件を同時に進めて成果を出すことは苦手でした。だけど最近ではそうも言ってられず、パラレルに活動して成果を出していくことも必要なのだろうと感じたでの、以下に書いてみます。
今は仕事と論文に全力を注いでいて、他の一切のことがおろそかになっている状態です。例えば、運動や健康管理、英語の習得、ご縁を広げるためのお付き合いなど、自分にとって大切なことでさえ、完全に手付かずになっています。
しかし仕事とか論文とかは短期的な成果であって、それしかやっていないということは将来への投資を短期的なものしか行っていない、ということになってしまいます。しかも運動も英語もご縁も、どれも一朝一夕に成果のでるものではなく、継続的な投資が必要な案件ばかりです。そのため目先の活動のためのリソースから少しでも天引きして、今のうちから取り組んでおかないと痛い目にあうことは容易に予想されます。
では、どうしたら良いのでしょうか。自分がマルチタスクでパラレルに仕事を進めることが出来ない理由を考えてみたところ、主な理由として下記の 3 つが考えられました。
まず 1 つ目として、一つの事に集中しなければ『ならない』という強い拘りを持っていることが原因です。自分はやるからには 100 点を目指したく思い、『もしそれが出来ないなら今は活動しないで良い』と思ってしまうところがあります。つまり減点方式で考えてしまうため 100% 集中して出来ないと常に罪悪感を感じてしまうところがありました。そうではなく加点方式で考え、やらないよりはやったほうがいい、いずれ取り組む事なのだから時間がない中でも少しでも前に進めてきたい、と考えるのが良いのかもしれません。
2 つ目、行いたい活動を相互に関連させることが出来ていません。活動を相互に関連させるように意図してタスクをデザインすることで、相乗効果を出せるようになるのだと思います。一石二鳥(いや、三鳥以上)を目指すべきですね。例えばですが、論文は英語で書いているので、英語の勉強は論文を書く際に役に立ちます。ですので(苦手なのですが)しっかりと考え戦略的に仕事を配置することで、パラレルに成果を出していくことが結果として可能になるはずです。
3 つ目、習慣化というレベルまで完全に落とし込めるかどうか、というポイントもあると思います。論文を書くのに忙しいので「歯磨きしません」とか「風呂に入りません」とかは絶対に言わないわけです。はっきりってやらないと気持ち悪いわけで、こうなるように自分の習慣や行動パターンをデザインすることが出来れば良いのだと思います。極端な例に聞こえるかもしれませんが、自分の場合はブログがそうで、ブログを書かずに寝るとよく眠れません(笑)!
ということで、以上の 3 つを意図して改善していくことで、マルチタスクで成果を出すことのが出来るのではないかと感じています。そこで 2015 年度は下記の 3 つを平行して成果を出していく挑戦をしたいと思います。(1) まず仕事と論文では確実に成果を出しつつ、(2) 定期的な運動習慣を取り戻して健康な状態をキープし、(3) ガチで英語の習得に取り組むこと、の 3 つをコミットしたいと思います!
ああ、言っちゃった (汗)。。。ということで後戻りはできないので、頑張っていきたいと思います!