昨日は鮒谷周史さんのビジネスセミナーに参加してきました。今月もセミナーを通じて多くの学びと決心とを持ち帰って来る事が出来ました。中でも自分の心に刺さったことは、「苦しいポイントは大体みな同じである」という事です。
何かの活動をしていると、成果がなかなか目に見えにくいことがほとんどです。ダイエットにしたって頑張る割には体重は減りませんし、英語だって突然しゃべれるわけではありません。その時点で多くの人が、その結果の出ない現状に満足が出来ずにその活動を途中でやめてしまう場合があるそうです(と、人ごとのように書いていますが、自分も何度も挫折しています汗)。しかし、実はそこでもうひと頑張り出来るかどうかが、成果を出せる人ととそうではない人の差を作っているのだと感じます。
そもそもダイエットでも禁煙でも英語でも、そんなに簡単に結果がでるものではなく、その必要上、長期の取り組みが必要だということをまず理解しておかねばなりません。ここまで書いて思い出したのが、末期がんの Randy Pausch 教授の最後の授業の一節です。
The brick walls are there for a reason. The brick walls are there to give us a chance to show how badly we want something. Because the brick walls are there to stop the people who don’t it badly enough. They’re there to stop the other people.
そこに壁があるのには理由がある。その壁があるのは自分たちがどれだけ本気で取り組んでいるかを示すチャンスをくれているんだ。それほど本気ではない人を妨げるためにある。その壁は他の人達を妨げるためにあるんだ。
このエピソードの通り、ものは考えようで、自分だけが辛いのだと考えるから苦しく思えるのだろうと思います。そうではなく、自分がつまずくところでは恐らくは他の方もきっと苦しんでいるのかもしれません。自分は決して他の人よりも才能があるとは決っして思っていはいませんが、他の人よりも圧倒的に劣っているとも思っていません。ということは視点を上げて考えてみれば、自分が苦しめられるところが来たら、『よ〜し、勝負のポイントが来たか!』ともう一度やる気を出して、取り組み始めるくらいがいいのでしょうね。
上記ではダイエットや英語は簡単なことではない、とは書きましたが、世界チャンピオンになるとか、エベレストに登るとかそんなエクストリームな目標ではありません。実際に、海外に行けば英語をしゃべっている小学生なんてたくさんいます、その程度の目標です。
であれば、あとは諦めずにやるかやらないか、だけが成果を決めるのであり自分がどこまで我慢して耐えることが出来るかが重要になります。そうなるとそれはもう“我慢比べ”ですよね。 上記の通り、自分には才能は全く無いですが、諦めの悪い性格なので出来るまでやり続けるから、結果としていずれ出来るようにはなるはずだと信じています(笑)。まあ根拠は無いですが、そんな“信念”で活動を継続したいと思います。