今日は、同業他社の研究者さんと会食(と書いてみるがただの飲み会汗)でした。
その会を設定してくれた後輩の H さんには大変感謝です、ありがとうございます!
会の開始前に、H さんから、
「なぜ、セミナーに行ったり、いっぱい本を読んで勉強していたりするのか?」
「本を読んだり勉強していなくても、成功している人たちはいるではないか」と。
(ここでの成功とは、単なるお金儲けや出世ではなく、自己実現という意味で)
と質問を受けました。
うーん。浅学の自分には、とっさに適切な答えはできませんでした。
ですが、今考えると、
「成功確率や成功の再現性の高さを考えると、勉強したほうがいいのではないか?」
というのが自分の答えのような気がします。
確かに、世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな方法で自己実現しておられる方がいます。
しかし、理系的な屁理屈をこねると。。。
人類は進化の過程で言語を手に入れたことで、先人の経験の上に、自身の決断・行動を行うことができるようになったわけです。(話はそれますが、)Google Scholar の「巨人の肩の上に立つ」という表現は、人類のサイエンスの進歩のプロセスをうまく比喩した、本当に素晴らしい表現だと思います。
その先人たちが残した貴重な経験・教訓から学びばない手はないと思います。
成功の方法の価値は、
成功の大きさ(?)× 成功確率
であり、成功確率は先人の知恵の利用で、コントロール可能(すなわち極大化可能)だと考えます。(少なくとも失敗確率を下げることは簡単にできると思います。)
ということで(?)
もちろん、成功(=自己実現?)のやり方なんて人それぞれですが、先人の経験から学び、自分の目指す方向性の先輩の知恵から学んだ上で、自分はどのような行動を取るか?
が、自分らしい成功の近道だと思います。そしてそれは、コツコツと進めていくしかない、(非常に遠いけれども実は最短の)道なのだと思います(笑)