生産的なディスカッションを目指して #1147

最近、色々な方とディスカッションをさせて頂く機会があります。ディスカッションが上手な人もいれば、そうではないなと思う方もいます。もちろん自分は後者ですが(汗)。そんな上手い方とそうでは無い方を見ていての違いについて感じることを書いてみたいと思います。

まずこのディスカッションで何を目的としているのか分からない方がいます。何かいっぱいしゃべっていて一生懸命に説明をしているのですが、どこに着地したいかが分からないため、ディスカッションに発展がありません。単に自分は「この方は最終的に何が得たいのだろう」という疑問をかかえたまま、投げかけられる質問に答えているだけです。イメージとしては、お互いの脳が接続されていない状態で独立のキーワードで脳に検索をかけているような状態です。理想としては互いの脳がシンクロして、共通の検索ワードで異なるデータベース(=互いの脳)の両方を検索できている状態なのだと思います。

2つ目に喋り過ぎな人も同じく損をしていると感じます。一方がしゃべり過ぎるとその分で相手の喋る時間が少なくなります。だからその分は意見が出てこなくなります。一生懸命なのは分かっていて、何かの目的を達するために自分がしゃべりたい気持ちはよく分かります。だけれども、相手の話の腰を折って喋り始めたり、相手がしゃべろうとする瞬間にも自分の言葉を抑えない人です。

(敢えてディスカッションを避けるために意図してやっているなら別ですが)これも会話のバランス感覚が欠落しているとも言えるかもしれません。バランス感覚のある人は、このようなしゃべり過ぎるの人には敢えて黙って好きなだけ相手を喋らせているように思います。多分、自分は忍耐をしながら聞いているのだとは思いますが、相手に喋らせると相手が気持ち良くなること理解して、その気持ちの良さを利用してディスカッションを自分の望むように進めているように思います。

3つ目に言葉尻を捉える人です。相手が真に言いたいことではなく、表面上の言い回しにのみ反応していディスカッションがいまいち噛み合わない場合を経験します。言葉尻を捉え、そのたびに議論が脱線し、必要な結論を得るのにもその分だけ遠回りしているような気がします。もしもディスカッションから何か建設的なことを得たいと思うのであれば、表面上の言葉の裏にある真に相手の言いたいことを察するための質問などをしてもよいのかもしれません。

先日セミナーで学んだのですが、会話の主導権は実はしゃべっている方ではなく聞きにまわったほうだ、ということでした。これは自分にとっては少し驚きではありました。しかし改めてそのような目線で他の人のディスカッションを見返してみると、まさにその通りで自分も失敗しているパターンであるように思いました。

そういえば今更ですが『7つの習慣』の中で、第五の法則で『理解してから理解される』って言われていますね。上記で挙げた3つのディスカッションがうまくいかない例も、自分のことを気にするあまり相手を理解しようという姿勢が欠落しているように思います。どれも自分に当てはまる問題点ですので、一つずつ直して、建設的なディスカッションができる人になりたいと思います!


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