僕が仕事にしている自然科学では、再現性が求められます。
同じ条件を整えることができれば、同じ結果が生まれる、これが再現性です。
実験科学に話を持ってくると、「同じ条件で実験すれば、時間、場所、実験者、etc. によらず、同じ実験結果が得られる」ということになります。
では、なぜ同じ条件において、ある現象が再現するか?
それは、その現象を司る原理原則の上に物事が成り立っているから、です。
(自然科学と社会科学を同じ土俵で論じることは厳密には無理なのでしょうが、)
日々の成功、失敗に関しても、「原理原則に基づいて」、「同じ条件」で物事をやれば、大体の場合において同じ結果が得られるはずです。
僕はこれまで、失敗をした時には、反省と対策は、しっかりとやってきました。
つまり、失敗が二度と起きないように問題点を抽出分析し、次の行動に活かせるようにすることです。
しかし一方、日々の生活の中で、何かがうまく行った時、の再現性の分析が非常に不十分だったような気がします。
「その成功が可能になるための前提条件は何か?」
「その成功を成り立たせている法則は何か?」
「その法則の汎用性はあるのか?」
などを冷静に振り返り、成功に『再現性』を持たせることで、成功を加速させたいと思っています!