異なる価値軸を繋ぐ変換レートを明確化する #1184

『価値観の相違』という言葉をよく聞きます。ネット上で芸能人の破局のニュースなどですかね。仕事をしていても、仕事観(や創薬観)の相違という言葉を耳にします。 価値観を辞書で引くと『物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断』とありますので、『何が大切で、何が大切ではないかという物事の優先順位付け』のことでしょうね。

重さであれ、長さであり、価格であれ、価値軸が単一で、その評価軸が一定の場合には、誰が判断しても同じ結果になります。『1万円は千円より10倍大きい』は当たり前の事実です。ただ現実には一つの軸だけで評価することが出来ないもの、例えば『お金と時間』『効率と効果』『仕事とワタシ (笑)』、どちらが大切かと問われた時、人により重きを置くものが異なるために衝突が起きてしまうのでしょう。

このような時に、異なる価値軸の変換レート(為替レートみたいなもの)が自分の中で明確に決まっていて、それを他者に適切に説明出来ると、不要な衝突も避ける事が出来るかもしれないですね。例えば『お金と時間』も違う軸の比較ですが、『時間を使ってお金を生み出す』ことも『お金で時間を買うこと』もどちらも可能ですよね。例えば前者が時給制のアルバイトとして働く、後者はアルバイトを雇って自分の仕事を解決してもらう又は移動にタクシーを使って仕事をする時間を生み出すとかに相当するでしょう。この時の変換レートを、各人がどのようなレートに設定しているかが、価値観の違いと言っても良いのでしょう。

上記では、価値観の異なる他者に対して説明をすることを想定していましたが、一方で自分の行動の一貫性を保つ意味でも、この変換レートを明確にしておくことは意味があると思います。例えば、上記の『お金と時間』でも自分の時給をいくらと考えておくかによって、タクシーに乗るのか電車でグリーン車に乗るのか、それとも電車でいくか、はたまた歩いていくか、が決まってくると思います。

また、減量に関してもこの考え方は必要ですね。体重が約70kgの自分が10kmを走ると700キロカロリーを消費出来ますが、このカロリーが全て体脂肪で消費されたと仮定すると0.1kgの減量です。一方で会社でお腹がすいてコンビニでパンを買って食べれば、350キロカロリーで0.05kg分の体脂肪の増量で、これをランニングで消費するには5km余分に走らなければいけません。まあ、コンビニにいったりするから、一生懸命ランニングをしているのに痩せないわけですよね。このように異なる価値軸をつなぐレートを自分の中に明確に設置することで、一貫性のある行動を取り、自分の望む成果に近づきたいと思います。


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