リスク分析から行動までのタイムラグをなくす #1189

自分はいろいろなリスクを抱えていると感じています。大きいところでいえば『会社がなくなったらどうするか』とか『大地震が起きたらどうするんだ』とか『突然倒れて働けなくなったらどうするんだ』とか、そういう大きなものからもっと小さなものまで色々とあると思います。これらのリスクは自分だけのものかとういうとそんなことはなくて、実際には誰にでもある程度は共通したリスクであり、それを意識しているかどうかという違いなのだと思います。

自分の場合、リスクを意識してしまうと、その分不安な気分になってしまう面もあります。しかし本来はそうなることが目的ではなく、自分の抱える問題に気付くことが出来るチャンスと捉えるべきです。問題に気付くことが出来れば事前に対策をとることが可能になるため、その分だけ本質的な不安がなくなります。

と、頭では分かっているものの、この『リスクに気付く』から『リスクへの対策をとり気持ちが楽になる』というまでのタイムラグが自分の場合は長いため、頭の中のメモリーを消費して、『そのリスクが気になっている』という状況が長く続いてしまいます。そうなると他の仕事に100%没頭できなくなるために仕事のパフォーマンスが下がってしまい良いことは何一つありません。

では何故このような状況が続いてしまうのかというと、決断していないのだと思います。つまり、『リスクの出現頻度のと起こった際の影響』を考察するというリスク分析をやると“決める”、分析にした結果に基づき対応策を“決める”、決めた対応策を実行すること“決める”、もしくは実行せずにリスクとして許容することを“決める”、などといったことを決めずに先延ばしをしているだけです。

何事も“決める”“決める”“決める!”これに尽きます。そして“決めて実行したら忘れる!”ということも“忘れてはいけません”。悩んでも仕方のないことを脳のメモリーに常駐されてしまうことは、パフォーマンスの低下につながり、非常にもったいないことです。

自分は、“決めていないし、忘れていない”とあるべき姿の全く反対をやっているということで、そりゃ~成果も上がらないわけですね。イメージでは、水の流れが淀んでそこで腐っている状況のなのでしょう、やばいです (汗)。

リスクに関する考察(心配)には必要以上に脳のメモリーを喰われてしまうという印象を持っています。だから特に早く対応しないとダメですね、つまり決める&忘れるです。これを実行するのに根性論で早くしようではなくて、時間を確保して、大きな心配事からとにかく早く片付けて行きたいと思います!


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