富士フィルムの企業 CM 「世界は、ひとつずつ変えることができる」が大好きです。(みなさんご存知だと思うのですが、興味のある方はこちらかからどうぞ!)
自分は製薬企業で働いているものの、創薬という仕事は非常に難しく時間のかかる仕事であるため、自分のやっている仕事の目的が何なのか?の意識が薄くなってしまうことがあります。
創薬研究は決して一人で出来る仕事ではなく、必ずしも自分がその中心に居れるわけではない。自分が出来ることは、薬を作るという大きな仕事のほんの一部だけかもしれないからです。
しかし、そんなとき、この CM の事を思い出し、ふと我にかえります。
自分が今担当する仕事を、「一つづつ」最高の品質で仕上げることで、これまでになかった薬が見つかってくるかもしれない。そして患者さんの命を救えるかもしれない!
という、使命感と責任感、そしてワクワク感を持たせてくれる CM です。
世界を「急に」良くすることは絶対に無理で、ひとつひとつの地道な取り組みの中から偶然うまくいくものが出てきて、それが世界を良くしていくのだと思います。でもそのためには、世界を良くしたいと思う各人が真剣に自分の担当に向き合っていることが必要なのだと思います。
もちろん僕の仕事も世界を少しだけ良く出来る、と信じています。
自分の仕事は間違いなく「患者さんの命」に繋がっているはずです。製薬企業で働くことができて本当に良かったです。その責任を果たせるよう、頑張ります!