今日は鮒谷周史さんのビジネスセミナーに参加してきました。月に1回開催される年間プログラムに参加していたのですが、今日で12回目だったので、これでちょうど一年が経ったことになります。自分自身としてはこの一年間、一生懸命活動してきたつもりです。それなりに成果もあったように思いますが、どのような変化があったのかを問われると明確に即答は出来ませんでした。
今日のセミナーでは『どのようにすれば変化を感じることが出来るか』という質問に対して、毎日文章を書くことで生活を記録することで定点観測的に変化を感じることが出来るという回答がありました。そこで自分も一年前に何を書いていたのかを見てみることにしました。
と思って色々と探してみたのですが、ありました。読んでみて少し恥ずかしくなってしまったのですが、成果の面では下記の4つを挙げています。
- 博士号を取る
- 自身が取り組む研究のコンセプトの正しさを証明し、その業績が評価される
- 2の研究が国際学会でプレゼンする、論文がアクセプトされる
- バランスの良い、長期的に成果の出せる体制を作る
1は全く未達だったのですが (汗)、それ以外はほぼ達成できたと思います。2は完全に達成できました。3はまだ論文がアクセプトされてはいないので完全ではないですが、ほぼゴールに近いところまで来ています。国際学会のプレゼンも来月に行う予定です。4に関しては、雑務に時間を取られることなく仕事を進める体制を何とか作ることが出来つつあります。それ以外でもシステム化を進め、家族とや友人との時間も(不十分だとは思っていますが)そこそこ取れるようになっていると思います。また勉強の時間や読んだ本の数や質も(こちらもまだ不十分だとは重々承知していますが)以前よりも改善することができています。このように目に見える成果としては、そこそこ良い結果を出せたのではないかと思います。
一方で上記のブログには書いていませんが、目に見えない能力や資産(無形資産)に関して、大きな進歩があったと思います。このような資産は福利で効いてくるため、今後継続して成果を生み続けてくれると信じており、若いうちに身につけることが出来て本当に良かったと思っています。
まず自分にとって縁遠かった、営業や情報発信、そしてビジネスの仕組みに関しての基本を学ぶことが出来ました。これは『誰をお客様と設定して、どのような価値提供をし、そのお客様にご指名頂くためには何をやったらよいか。さらにその方から継続的にご指名を頂くためにはどうしたらよいか』を考えることだと思うのですが、研究の分野においても当然応用が可能です。
加えて、単に仕事が出来るということは前提として、その中で勝ち残っていくために必要なことに関しても繰り返し叩き込んで頂いています。(詳細はここには書きませんが)これまでの自分の思考のOSの中で決定的に抜けていたところです。まだ完全にバグは取り除ききれていないのですが、今後も継続して課題に取り組むことで激戦を勝ち残れる行動パターン(それは思考パターン裏付けられる)を身につけたいと思います。
さらに(まだここでは恥ずかしくて具体的には書けないのですが)、『人生最大の荒唐無稽な宣言』をして、その目標に向かって動き始めるきっかけを与えてくださいました。今はまだあまりの基準の高さに困惑していますが、反対に高い目標にチャレンジするワクワク感を強く感じています。
以上の通り、自分としては(小さいけれどもそこそこ納得のいく)進歩をすることができたと思っています。これらは自分一人では決して達成することは出来ず、講師の鮒谷さん、そして一緒に一年間頑張ってきたセミナー参加者の皆様のお陰だと思っています。本当にありがとうございました。年間プログラムは終了しましたが、まだまだ道半ばですので、今後もペースを落とすことなく継続して活動をしていきたいと思います!