ポジティブフィードバックでヤル気を呼び起こす #1231

自分は管理職ではなくただの組合員なのですが、先日より色々と(?)ありまして、赤羽雄二さんの『世界基準の上司』を読んでいます。この本は自分のような部下の立場の人間でも役に立つことが満載で、大変に興味深く読むことが出来ました。グローバルな環境でマネジメントを行っていくためにはこのレベルで仕事が出来ないとダメなのか、と思ってしまうと本当に自信をなくしてしまいそうですが、少しでもこの本のエッセンスを吸収し、理想とするレベルには近付きたいと思っています。

本は全般を通じて多くの学びがあったのですが、中でも『ポジティブフィードバック』の勧めについてのところが心に刺さりました。(あくまで一般論ですが)仕事で失敗した部下に対して、上司は怒ったり、文句や苦言を言ったりすることは多いのだと思います。ですが、本書に書かれている通り、部下は上司からの指示の元で仕事を行っているわけであり、加えて仕事の仕方は上司から指導や助言を受けているわけです。ですから、失敗したのは上司の責任であり、そうであるならば『失敗させてしまって申し訳ない』と思うべきで、怒るのはお門違いであると考えることが出来ます。

むしろ失敗する前に問題発生を未然に防ぐため、仕事の進捗を管理し、対策を指導することを行っていかなくてはいけません。それは上司の権限と責任であり、これを怠っていながら失敗した時だけ攻める、というのは確かに筋が通っていないように思います。上司は最終的には仕事の責任は自分で負うため、この権限を使うことを遠慮したり恐れていてはだめなのかもしれません。

このような背景から、上司は部下がやった仕事に対して、仕事が上手くいった場合にはもちろんですが、上手く行かなかった時にさえ、まずは頑張ってくれた事に対しての『労をねぎらう』ことをしないとダメだそうです。そして労をねぎらった後には、『次はこういうやり方をすると、きっとうまくいくよ』と声をかけるべきだとのことです。確かに部下としては頑張ったことは間違いないのでしょうが、同時に結果として上手く行かなかった原因については気になります。そこで、問題点や改善点を的確に指摘してもらうことは成長のために重要なことです。

『頑張った、けれどもここが課題だ(ダメだ)』と言われることに比べて、『次はこうすれば上手くいく』というのは、この言い方自体が非常にポジティブで聞き手としても受け入れやすいのではないでしょうか。確かに、今回は上手く行かなかったとしても、こういうような声のかけられ方をするならば、次は何がなんでも成功させてみせる、という強い気持ちが湧いてくるでしょう。自分には部下はいませんが、一緒に働く同僚に対してもこのようなポジティブフィードバックをすることで、良い雰囲気の職場環境が作り出せれば良いと思います!


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