ポジティブフィードバックのみを行う #1241

(自分は平社員でまだマネージャーでもないのですが)赤羽雄二さんの『世界基準の上司』を読み終わりました。世界で活躍するマネージャーというものはかくあるべしという本で、求められる非常に水準が高く、今の自分にとっては出来ないことばかりです (汗)。もちろん一朝一夕には世界基準に到達することはなく、日々の試行錯誤と研鑽によって培われてくるものなのだということが良く分かりました。

そんな中でも自分にとっても明日からでもすぐに実行できることはたくさんあるように思います。中でも心に刺さったのは、ポジティブフィードバックをしましょう、というもの。簡単に言うと、とにかく良いところを褒めるということです。と文章にしてしまうと簡単なことのように思えるのですが、自分が部下の立場を考えても上司から褒められたことはほとんどないですし、自分が(上司ではなく先輩として)後輩を褒めることもあまりないかもしれません。

ですが、それでも褒める、ということを説かれています。もちろん仕事が出来る部下がいて期待通りに仕事を仕上げてくれたならそれは素直に褒める事ができます。しかし期待通りに沿う仕事が出来なかった場合もポジティブフィードバックを行うべきだと言っている点が面白いです。この場合、プロセスつまり仕事に対して頑張って取り組んでくれたことをねぎらえば良く、部下の頑張りに感謝を示すことが出来るとのことです。

(あくまで一般論ですが)部下が失敗した時には怒ったり・小言を言ったりする上司が多いのだと思います。しかし本書の通り、上司は部下に仕事を割り振って任せており、結果は全て上司の責任であるため、仕事をうまくいかせるために仕事のやり方に関してもアドバイスを行ったり、進捗を管理する責任があります。部下は上司が言うとおりやって失敗をした場合や、上司のアドバイスが不十分であったことが理由で失敗したのであれば、上司は部下に対して文句をいう資格なんて全くないとのことです。むしろ、失敗をしないように進捗管理や指導を行うべきで、それが不十分だったのではないか反省すべきなのかもしれません。

そのため、感謝こそすれ失敗を責めたり小言を言ったりすることは良くないとのことです。しかし失敗したからには問題点があるわけですが、その指摘や改善の方法なども伝えなければ部下の成長はありえません。しかしこれらは後で伝えて、その場ではとにかく頑張ったことを褒めて感謝するだけにしたいと思います。本書にもあるとおり、そもそも部下の立場からしたら、失敗してしまったことに対して誰よりも責任を感じているはずです。もしも失敗に対して、上司が自分の指導不足を認め、頑張りに対して感謝してくれたなら、部下は次こそ頑張ろうと思うはずです。って書くのは簡単なのですが、これを実行するのは難しいですよね。上司の人間力が非常に求められます。しかし世界基準の上司とはそんなものなのかもしれません。まあ現状はともかくとして、理想は常に高く持って頑張って行きたいと思います。


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