昨日に続き、鮒谷道場 OBOG の勉強会の話題です。今日は、プロ声優の松田さんより、説得力のある声になる発声法について、の内容について考えたいと思っています。
まず、セミナーの中で、いろいろな声を聞かせていただきました。まず驚いたことは、話し方(声の出し方一つ)で、受け取る印象が非常に異なることです。もちろんプロの方があえて声の出し方を変えておられることで、その違いがより顕著になっているのでしょうが、自分が声を出す時も知らぬうちにこのような差になっている事があると思うと、ちょっとびっくりです。。。
そもそも、これまで声を出すことに意識なんて全くありませんでした。しかし、腹式呼吸、声の音量の限界と良い声のレンジ、姿勢、舌の位置、筋肉の硬さ、視線、話しかける相手の意識の仕方、など、一つ一つの事柄にタグを付けて頂くことで、不思議と一つ一つの項目が意識に乗ってきます。
そして、それぞれのタグに対して、良い声と悪い声を分けるポイントを丁寧に説明していただき、さらにさらに、悪い → 良い声、へのトレーニング法まで一部紹介いただきました!
実際に、(初めてお会いした道場生の皆さんとのペアワークは少し恥ずかしかったのですが)、実践することで、いかに自分が正しく声をだせていないかよく分かりました汗。
普段、何の意識もしていない声をだすことでさえ、プロからするとこれだけのタグが貼れることが驚きでした。そしてタグを貼り付けることにより共有化でき人に伝えることができる、という点も驚きでした。さらに悪い声の原因(バグ)を書き換えるためのトレーニング法を持っていらっしゃる、というう点で、本当にすごいと思いました。。。さすが、プロ。本当に脱帽と言った感じです。
もっとトレーニングを受けていたかったです(笑)
ご自身でとても素敵な声を出されることも大変すごいのですが、人に伝えることはもっと難しいのだと思います。以下は推測ですが、プロとして活動されている上に、道場主としてもご活動されておられるからこそ、様々なタグや言葉をお持ちなのだろうな、と思いました。
さて、翻って、創薬研究、酵素学のプロとして、ここまでのタグは持っているか?人に伝えることは出来るのか?
まだまだ全然ダメですね(今は)。しかし、いつか自分も自分の専門性に関して、堂々と発表ができる日が来るよう、精進したいと思います!