仕事を進める上で大切だと感じていることは、仕事を締め切りギリギリに開始するのではなく、先手先手で仕掛けていくことだと思います。こうすることで仕事に余裕が生まれるので創造性が発揮できます。さらに時間的な余裕があるので、必要な場合にはやり直しだって出来ます。
と、重要な事は分かっているのに何故それを実践しないかというと、先送り癖がついてしまっているからというのが一つの理由でもあるのですが、もう一つには現時点では先手で仕掛けることによる明確なリターンを受け取っていないから気持ちが盛り上がらないというのがあります。
例えば、早起きして元気に活動し、本来ならば夜にやるべきことを午前中に終えることが出来れば、きっと気持ちも盛り上がるでしょう。しかし、せっかく早起きしても生産性が低いままダラダラして、遅く起きた時の同じような成果しか上がらなければ、『一体何のために早起きしたんだ!』という不満だけが残ります。よく考えてみると今の自分もこれと同じで、せっかく早く手を付けても、成果に繋がっていないので、頑張って早くから始めても意味無いじゃん、みたいな虚無感が少しだけ生まれ始めています、良くないですね。
まずは理想が高過ぎるのかもしれません。少なくとも先手で仕掛けるようになってから、仕事を先送りした結果として、仕事が炎上して取り返しの付かなくなることは無くなりました。それだけでも、先手で仕掛けている効果は大きいと思っています。
一方で、せっかくの努力をもっと成果に結びつけようとする工夫はさらに必要だと思います。わかりやすい例で言えば、好循環を起こすという事でしょうか。先手で仕事に取り掛かることで、余裕をもって仕事に当たれるので効率が上がり、創造性も生まれ、さらにミスが減る、また時間的な余裕もあるのでミスに気付きやすくなる、その結果、仕事は期限内に完成しつつ、仕事の完成度は高まる。そうすると時間的な余裕も生まれ、次の仕事も先手で仕掛けることが出来るようになる、というような流れを起こしきれていません。
何がダメなのかと考えてみると、ある仕事は先手でとりかかっているけれども別の仕事は先送りして炎上している、という中途半端な状況で、好循環が起こるほどには『全ての仕事を前倒し』には出来ていないように思います。中途半端に頑張っている状況が一番もったいないと思います。
もしもやるなら徹底的に前倒しでいきたいと思います。もちろん、最初から理想の好循環の状態を簡単に実現できるはずもなく、最初はこんなものなのかもしれません。であるなら、今の状況に対してネガティブな感情を抱くこと無く、今の前倒し作戦を継続し続けることが大切なのでしょう。ということで、成果が出始めるまで、このまま前倒しで仕事を片付けていくことを継続します、頑張ります!