患者さんに新薬を届ける研究プロジェクトに

最近、仕事である創薬プロジェクトに関わっています。(残念ながらココには詳細は書けないのですが汗)そのプロジェクトは患者さんの数は少ないものの非常に重篤な疾患であり、治療法は有効なものが殆ど無いという状況のようです。ところが最近、その疾患のメカニズムの一端が解明され始めたことから、ウチの会社がその疾患の治療薬の開発するプロジェクトを始め、その初期から自分が関わることが出来るようになりました。

これまで自分は基盤研究に関わってきました。基盤研究とは、多くの実際の創薬プロジェクトの『基盤』となる技術を開発する仕事であり、自分の開発した技術が実際の創薬プロジェクトで活かされていることに対しては喜びを感じます。

しかし一方で、いつか自分が直接関わったプロジェクトから患者さんに薬を届けたいという強い思いがあります。創薬研究の成功確率というものは依然として非常に低く、失敗の方が圧倒的に多い仕事ですが、自分なら何とか上手くいくんじゃないかという根拠のない自信もあります。つまり『いつかはやってみたい!』とずっと思っていたところに、今回のプロジェクトを任されることになりました。

自分は今の会社に入社してもう随分な年月がたちますが、患者さんの元に新薬を届けることが出来たプロジェクトに関わることが出来ていません。基盤研究が長かったからというのもあるのですが、このままずっと基礎・基盤に関わっていれば、直接製品に関わることはきっとないでしょう。キャリアを考えるともしかしたら直接関与するのは今回が最後のチャンスになるかもしれません。

本プロジェクトで自分が担うのは自分の専門範囲のところのみであり、全体の工程からすればほんの一部ではあるのですが、プロジェクトを任せてもらえる事に対しては喜びとやり甲斐を感じています。このように自分が頑張ることで誰かを幸せに出来たり、誰かの苦しみを少しでも和らげることが出来るのであれば、仕事をしていてそれ以上の喜びはありません

加えて、上記の通り患者さんたちからすると依然として絶望的な状況の中、患者さんを待たせているという責任も同時に強く感じています。頑張らないといけません。やり甲斐と責任の両方を感じながら、また明日から頑張っていきたいと思います!


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