初マラソンを振り返って4

昨日まで続きで初マラソンの振り返りです。

◯スタートから前半まで
初マラソンを振り返って

◯ペースの落ち始めた後半から終盤まで
初マラソンを振り返って2

◯死にそうな後半からゴールまで
初マラソンを振り返って3

昨日まで書いたとおり、サブ4はおろか何とかゴールしたというくらいの初マラソンになったのですが、その原因を一言で振り返るなら練習不足です。ふくらはぎの肉離れの影響で走れない時期もあり、十分な準備が出来ていませんでした。また上記の通り、体が動かない時、さらに精神的に苦しい時にパフォーマンスを下げない練習というものが出来ていなかったように思います。これもまた怪我をしてはいけないという思いもあり、厳しい練習に対する強い躊躇があったことも事実です。

身体的な崩れに加えて、気持ちの面でも頑張り切れなかったことは自分にとって非常に悔いが残ります。仕事でもその他のどんな場合でも、状況が順調なときにパフォーマンスを発揮するのはそれほど難しいことではありません。むしろ逆風な環境下でも如何にパフォーマンスを落とさないかが長期的な成果を出していくためには必須です。今回のレースでも皆が辛くなる後半でこそもうちょっと頑張れたはずです。タイム云々より以前にまずそこが本当に悔しく思います。

一方で、不安のあった膝関節とふくらはぎに何の痛みも感じることなく走り切れたことは、大きな収穫でした。特に8月のハーフマラソンで怪我をしてからストレッチと体幹トレーニングを強化し、さらに怪我から明けた10月以降には膝やふくらはぎに負担の少ないフォームを目指してフォームを修正しましたが、その成果が出て来ているのかもしれません。怪我による練習不足で体重が増えてしまっているにも関わらず、怪我なく走り切れたことは大きな自信になりました。

フォームの修正のために、ストレッチと体幹トレーニングという非常に地味なメニューを継続してきました。もっと言うなら怪我が良くなり始めた10月にも走りこみよりも体の基礎をつくるためのこれらのメニューに取り組んできました。その分、本来であれば走りこみたかった時期に、走り込みのため時間が減ってしまい練習不足につながってしまいました。実際、負荷をかけたかった9月10月は月に50キロ程度の練習しかできませんでした。

そのせいで、怪我をする前と今とでは、怪我前の方が圧倒的に練習量も多く、おそらく走るスピードは早いと思います。しかし長い距離を無理なく走る素養を身につけつつある(勘違いでなければ笑)今の方が長期視点では、昔のままの走り方では遅かれ早かれまた(クセになっている)ふくらはぎの肉離れを起こしてしまうと思います。その意味でフォーム修正はここから先に怪我なく成果を出していく為の投資だと思っています。

であるなら、ここから投資を回収していきたいと思います。せっかく以前より怪我をせずに走れる状態になったのに練習をしない手はありません。幸いなことに、3月にもまたフルマラソンを走ります。結果的にサブ4に届くかどうかは別として、今回の悔しい思いを晴らすために、自分にとっての納得のいく走りをしたいと思います。そしてそのために納得行く練習をしたいと思います。まだまだ書きたいことはあるので、明日に続けます。

 


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