セミナー慣れで成果への切迫感が薄れている #1342

最近、自腹でのセミナーに通い慣れている自分が居ることに気付きました。最初は数千円、数万円のセミナーでさえも緊張しながら、そして悩みに悩んだ末に『えいや!』という気持ちで申し込んだものです。しかし、今ではその感覚はもはや麻痺して、数万円だったら『安いし、とりあえず行ってみようか!』という程度になって来ました。

まあ、お金の問題は費用対効果を問えば良いだけなので、額の大小は問題では無いとは思っています。しかし『自腹を切ってセミナーに通うこと』に対して変に慣れてしまい、緊張感を失っているように思うことは問題です。今も年間のプログラムに通っていて、お金は一括で払い込んでしまったこともあり、自分が痛みを伴ってセミナーに申し込んでいるという感覚が非常に薄れてきています。

最初の頃は、お金を払った分だけ、もしくは時間を使った分だけ、何かの成果として取り戻したいという気持ちを非常に強く持っていました。セミナーを聞いた後の行動も明確に変化し、『上のギアに入かわった』とか『本当に人が変わった』というような周りからの評価も受けることが出来ました。

最近では、何も知らなかった時と比較し知識も飽和してきて、新しい学びや新しい刺激が少なくなってきています。加えてセミナー慣れしてきていることもあって、新しい刺激や学びを行動に活かすべきだという緊張感が薄れてきていることを感じています。この慣れにより学びを取り返してやろうというギラギラ感というか、飢餓感、切迫感が薄れてしまっています。良くないですね、というか、もったいないですね。

自分としては、セミナーに行くことで、生活リズムの乱れを防ぎ、目標を再度掲げ、その目標に向かって少しずつ近づくためのセンスを身につけるという点において、今の状態であっても参加する意義はあると思っています。しかし、もっと高い費用対効果を追求できるはずだということは、問題意識として強く持っておきたいと思います。セミナーで学ぶことは目的ではなく、あくまで長期的に成果を出していくことの手段に過ぎません。学びを日々の生活の現場で活かせるように、もう一度、気を入れなおしたいと思います、頑張ります!


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