アイデアを落とさないシステムを再考する #1354

鮒谷周史さんのセミナーに出るようになってから心がけていることの一つに、『アイデアの着想から実行までのタイムラグを極力短くする』というものがあります。先送り癖の強い自分にとってはこの教えを実行することは非常に大切だと思っています。

自分が最も良いアイデアを思いつくのは、電車やバスに乗っている時、眠りに入る前、風呂に入っている時、目が覚めて布団の中でダラダラしている時です。ブログを書こうとデスクに向かっているや会社のデスクで仕事をしている時にアイデアを実行するフェーズだと思っていて、残念ながら良いアイデアはなかなか着想できません。リラックスしながら集中して考え事没頭して『これやったらいいじゃん!』と独り言が出ちゃうような時が、自分が最も創造的なアイデアを出せる時だと思っています(恥ずかしいんですが笑)。

アイデアを思いつくのが仕事をしている以外の時なので、実行までのタイムラグがどうしても出てしまいます。これまでを振り返ると、その間の歩留まり率の悪さが自分の課題だと思っていました。そのためなるべくアイデアを落とさずに実行するするためのシステム化が、自分の仕事の質を高めるポイントだと思っています。

もし会社のPCが手元にあれば、休みの日でもその場で仕事のメールを書いてしまいます。一方その環境がなければ、別のPCから、自分の会社のアドレスに宛ててそのアイデアをメールを打ってしまいます。この際になるべく仕事が完了するまで仕上げておきます。例えば、誰かへの依頼のメールであれば、その文面まで書いてしまい、会社についたらそのメールを転送することで、その仕事がすぐに再開できるようにしています。

パソコンがなければ、携帯電話の音声メモに吹き込んだり、紙のメモに書き込んだりします。そのために、風呂、寝室、デスク、リビングなど、家の中のアイデアを思いつく場所にはメモ帳を置きまくることはやっています。

外出先でも急にアイデアを思いつくこともあります。そのアイデアを落とさないために必ず手帳を持ち歩くようにはしますし、大抵の場合は携帯も持っています。ですので、手帳や携帯を取り出してアイデアを記録する手間さえ惜しまなければ良いのですが、その一手間を惜しんでアイデアを忘れてしまうこともあります。

これは大きな自分のバグの一つだと思います。と言うのは、『手帳や携帯を取り出して、アイデアをメモする』というわずか数分間の行為は、その後の仕事での数時間分・数日分の仕事の効率化に繋がることも頻繁にあります。つまりアイデアをメモるという僅か一分の手間を惜しむことは、自分が大きな損をしているということを自覚する必要があります。このような損得勘定を冷静に考えれば『面倒だ』なんて言ってられないですね。この数時間・数日間の仕事の手間が省け楽になった自分の姿を想像して、その一手間をサボることなく継続して実行していきたいと思います!


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