自分は頑張り屋さんだと思っています(勘違いかも知れませんが笑)。それが事実なのかどうかはともかくとして、少なくともそのように自分を認識できているところは強みなのではないでしょうか。逆に言えば、自分にはそれしか能がないと思っています。才能の無い人間が人並みの成果を出すために必要なことは、それは努力と根性じゃ!みたいな体育会系のノリでこれまでずっとやってきました。
だけど、先日『自分が限界だと思っているところに到達してからが、本当の勝負の始まりだ』という言葉を頂いて、心にぐさりと刺さりました、自分はまだまだ甘いなと思いました。これまでの経験から、自分の頑張りは大抵の場合、限界に達する前後くらいまでの頑張りに過ぎないのだと思っています。最近やっているランニングでも、勝負どころでイマイチ頑張れずに悔しい思いをしていて、自分のメンタルの弱さを痛感しています。頂いた言葉の通り、『もうダメだ、と思ってから更にもう一歩二歩頑張れること』が本当の頑張りなのでしょうね。
そもそも単に限界まで頑張るのだったら誰にだって出来ることです(自分にも出来るわけで)。やはり競争相手と差をつけるようと思ったり、荒唐無稽の目標を達成しようと思うのなら、自分の限界で諦めていては話にならないのでしょう。そもそも自分の真の限界にはなかなか気がつけず、殆どの場合、非常に甘めに限界を設定しているものだと思います。どんなに厳しい状況であってもある程度であれば、心も身体も慣れることが出来るので、当初に限界だと思っていた点からでも、まだまだ無理が効くはずです。もっと言えば、その時点でこそ、自分の潜在的な能力が開放され、自分の成長に繋がるはずだと思っています。
上記でも書いたとおり、勝負どころでで頑張れなければ勝負には勝てませんし、望む目標も手に入れることは出来ません。その勝負どころで頑張れるかどうかは、認識の問題も大きいのだと思います。『限界だ』と思ったら諦めても良いのか、それとも『限界だ』と思った時点で、ここで頑張れなければその他大勢と同じだ、という認識を持っているかでは、限界と最初に思った時点での頑張りが大きく異なると思います。自称頑張り屋さんを名乗るからには、『限界だと感じた点からどこまで頑張れるかが勝負』という認識に書き換え、そこからの勝負を楽しむくらいの気持ちで臨みたいと思います!