お客様を勝たせる為に専門性を磨きまくる #1364

会社では自分は同じ部署の同僚とチームで仕事をしていますし、そのチームも他部門の同僚と一緒に仕事をしています。つまり自分の関わる仕事は非常に多くの方たちとの仕事になります。実際のところ、自分一人で仕事が完結することなど、ほとんど無いでしょう。そんな中で自分が常に心掛けていることは(そして上手く実行できずに悔しく思っていることは)、一緒に働いてくれるパートナーを勝たせる、ということです。

これは非常に重要です。と言うのは、会社の仕事は基本的に会社内の閉ざされた人間関係の中で進行します。そのため、お客様に悪い印象を持たれてしまった場合でも、重要なプロジェクトなどで、また再びそのお客様と再び仕事をしないといけない可能性が非常に高いということです。そのような場合には、一度悪い印象を与えてしまったお客様からプロジェクトへの献身的な協力を引き出すことは非常に難しいと思います。また閉ざされた世界では良い噂も悪い噂も広まるのは非常に早く、一度マイナスの評価をされてしまうと、その評価はそのまま評価として広まり続け、それを覆すのは非常に困難になります。

自分が社内で継続的に良い仕事をしていこうとするなら、成果を出せるパートナーと一緒に仕事ができるかどうかに依存すると思います。そのためには自分と一緒に仕事をしたいと言ってくださるお客様や自分が仕事をお願いした時に快諾してくださるお客様を如何に増やせるかこそが成功の鍵だと思います。

そのためには何にも増して冒頭に書いた『お客様を勝たせる』ということを継続する、すなわち『お客様を勝たせ続ける』ことをしなければならないでしょう。もちろん自分の能力には限界があり、また自分のリソースにも限りがあるため、自分が関わる全ての業務でお客様を勝たせ続けることは非常に難しいものです。しかし、プロとしてはそれに挑戦しなくてはいけないでしょうし、逆にそうなるような仕事の引き受け方をしたいと思います。

つまり、お客様を勝たせることが出来る仕事しか売らない(=仕事を安易に引き受けない)ということが大切です。この考えは、お客様を増やしたいという欲求と相反することもあるため、自分の誠実さが問われます。しかし、自分の得意な仕事がお客様にバカ売れし、それしかやらなくても良いという状況を作り出せるなら、常にお客様を勝たせる(少なくともその自信がある)仕事に打ち込むことが出来るようになります。そのためには、自分の専門性を磨き、仕事で成果を出してお客様を勝たせ続け、○○の専門性といえばあの人、と言って頂けるような状況を作ることが先かもしれませんね。と考えると、先は非常に長いです。しかし一旦その状況が作り出せれば他の追随を一切許さない独壇場を作り上げることが出来そうです。そこまで先は長く遥かな道のりですが (汗)、地道に頑張っていきたいと思います!


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