研究者は本当にクリエイティブか?

以前に、ある金融系の超有名企業の社内研修に何故かゲスト参加者?として呼ばれて一緒にワークをしたことがあります。多分、社外の変わった人間と一緒にワークをさせることで、いつもとは違った刺激を入れるというような趣旨なのだと思います。

金融系の営業の皆様がメインの会だったので皆様バリっとしたスーツを来ていらっしゃる中で超適当な格好をした自分が現れ、皆さんビックリしたんだと思います。挨拶もそこそこに『スーツじゃないんですね、新鮮です!』みたいなお話をしました。一応自分もスーツかどうか迷ったのですが、アットホームな雰囲気の中でクリエイティブな発想を、みたいな趣旨の研修と聞いていたので、敢えて適当な格好で出掛けたのですがそれが裏目にでました。その意味ではいつもとは違う刺激をお渡しすることが出来たのではないかと思います (汗)。

自分が研究者として働いている事を伝えると、『クリエイティブな職種なのですね』と声をかけてもらうことが多くありました。もちろん半分以上はお世辞なのでしょうか、自分としては自分の仕事のことをそのように捉えたことはあまりなかったので新鮮でした。研究者を外から見るとそういうイメージなのですかね。クリエイティブって言われると何だかカッコイイ職種のように聞こえたので少しうれしかったのですが、本当にそうなんだろうかという思いもあり少し考えてみることにしました。

辞書やサイトなどで『クリエイティブ』を調べてみると『創造性、創造的の英訳』とあり、広告系で使われるクリエイティブ(クリエイティブディレクター、etc.)のリンクがいくつかありました。確かに広告などのクリエイティブ系の方はカッコイイ雰囲気で(つまり研究者がカッコイイわけではない笑)、研究者と共通しているのは無から有を生み出す事ができるのかもしれません。だけど、最近の自分の仕事って本当にそうかな、と考えこんでしました。

研究者もその特性で分類することが可能で、自分の周りにはクリエイティブ(創造的)な研究者と、アナリティカル(分析的)な研究者がいるように思います。完全に二つに分けられるわけでもなく他の要素もあるでしょうし、上記で挙げた二つの要素を兼ね備えた研究者も居ると思います。

自分はアナリティカルな部分を持っていることは自覚しており、それが自分の強みの一つとして機能していることは自覚しています。しかし『クリエイティブか?』と問われると、実際はよく分かりません。確かに無から有を生み出しているときもあれば、実際はそうではなくヒト真似ばかりを求められ実行していることもあります。ただ今回の研修を通じて、自分はクリエイティブでありたい、と強く思っていることを認識しました。同じ仕事をするにしても、仕事を創造的にすることは自分の心がけ一つで可能になると思っています。お世辞ではなく『クリエイティブなお仕事ですね』と言って頂けるような時が来るよう、日々の仕事の中で頑張っていきたいと思います!


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