自分が仕事をしていて本当に勿体ないと思うことの一つに、オリジナルで作る必要性のないものを自分で時間をかけて作ってしまうことです。正直、オリジナルで作る必要がないのであれば、誰かに代わりにつくってもらったり、もしくは過去にあるものを使いまわしたりすれば良いだけで、オリジナルで作る時間をもっと創造的な活動に当てるべきだと思っています。
このような場合には『いかに(いい意味で)楽するか』を考えたいと思います。そのためのやり方は大きく分けて二つあり、一つは自分で楽をする方法を考えるというもの、もう一つは強みを持った方に助けてもらうということです。
まず一つ目のの自分で解決する場合、自分が過去に行った似たような仕事を転用できないかを考えてみたいと思います。自分の仕事には繰り返しが実際は多くあります。プレゼンの資料を作ったり、(メールを含む)文章を書いたり、エクセルでのデータ解析をしたり、など自分の仕事はコンピューターを使った仕事が殆どです。ということは、成果物の複製は非常に容易(コピペだけ)であり、これを使わない手はありません。確かに過去の仕事を検索をするのは一手間かかってしまうのですが、その一手間を惜しむと実際にはそれ以上の時間がかかってしまいます。しかしそれ以上に大切なことは使い回しできる資料やファイルにはタグを立てておいたり、特定のファイルにまとめておいたりするなど、後から探しやすいような状態にしておく必要があるでしょう。
一方で他の人に助けてもらう場合はどのような場合があるでしょうか。まず上記と同じように他の誰かがやった仕事をそのまま自分の仕事のテンプレートに出来ないかを考えてみるのが早いと思います。そのようなテンプレートがない場合、次に考えることは作業をIT化することで自分の仕事を大幅に省力化出来ないかを考えてみたら良いと思います。またそれが出来ない場合には、そもそもその仕事自体を(自分よりももっと得意な)誰かに任せてしまうというのも成果を出す方法の一つなのかもしれません。
上記のように他の人に助けてもらう場合には、過去に同じ仕事をやったことのある人、ITが得意な人、さらに自分よりもその仕事が得意な人などに話を聞き、さらに助けてもらえるようにしておかなければなりません。そのためには、変な話ですが日頃から自分が価値提供できるところで、その方達を助けて置かなければなりません。『ギブアンドテイク』とか『情けは人のためならず』ではないですが、お互いに得意なところを生かして成果を出していけるような人間関係を作っておくことも大切ですね、頑張ります!