日本が世界に誇る生産現場を見学して

今日は全世界の売上二桁兆円、営業利益が10%超えの正真正銘の超優良グローバル企業の工場見学に参加してきました。研究者として働く自分はメーカー勤務にも関わらず生産現場を見るのは初めてだったのですが、日本のものづくりに対するこだわりとプライドに感動しました。『そこまで、やるんですか?』とか『そんなアイデアが良く出てきますね!』という驚きの連続でした。

この会社は外資系企業であり、世界中に生産現場があります。このような海外(日本以外)の工場は人件費が安いため、生産は海外でという流れが主流なのかと思いましたが、日本で生産しかつ世界に輸出している製品もあるそうです。それは歩留まり率の高さや一台あたりの生産時間等の効率の高さから、新興国で作るよりも安く作れてしまうということです、ビックリです!しかし、その理由も納得のカイゼンにつぐカイゼンで、その徹底ぶりは半端ないです。トヨタ式生産方式を参考にして、外部コンサルタントの力も借りながら、さらには現場からの改善提案を多く取り入れ、それこそ日々進化しているとのことです。

その企業にとって日本はホームカントリーではないのですが世界の生産現場のモデル工場となるとの目標の元で、トップから現場までが一体となってカイゼンに取り組んで、生産性向上を追求しているとのことでした。研究者の自分にとっては生産は異分野でありかつ異業種でもあることから、直接何かのアイデアを学ぶということはありませんでした。しかし自分が興味を持ったのは『何故、そこまでカイゼンを追い求めることが出来るのか』ということです。

この質問に対しては、工場のシニアマネジメントの方から『グローバルに、毎年10%の生産性の上昇を求められている点がまず大きい』という説明がありました。その方針の元で、工場のマネジメントがカイゼンにコミットし、現場の社員、契約社員、パートタイマーの方までが継続的に改善していく事がミッションであるとの風土の中で圧倒的な速さでPDCAを回されているように思いました。その結果がグローバルで比較しても高い生産性につながっており、日本の人件費の高さを考えてもペイする状態になっているようです。それを社員の皆様は誇りにする一方で、いつ追いつかれてしまうかもしれないという危機感を持っておられるようでした。

翻って、自分の仕事には定型業務は少ないとはいえ、まだまだ全く以てズブズブに無駄だらけのように思います。いや、マジで頑張って生産性を追求していきたいと強く感じるきっかけになりました。頑張らないといけませんね。このような見学の機会を与えてくださった皆様に心から感謝します!


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