変革のためのチーム作りに必要なこと

最近、『カモメになったペンギン』を読み直しました。この本は『企業変革力(Leading Change)』などで有名なジョン・コッター教授によって書かれた、変革を起こすプロセスについてのおとぎ話形式の本です。この本は氷山に住むペンギンの話で、『氷山が溶け始めて自分たちのすみかが危険にさらされている事に気付いたペンギンのフレッドがこの危機を乗り越えるプロセス』について書かれています。30分もあれば読める本なので、まだ読まれていない方は是非読んでみられると良いと思います。

本書を読んで色々な学びがあったのですが、自分としては変革のためのチーム作りに関しての話が印象に残りました。変革を起こすにはその変化が大きいものであればあるほど、一人で変化を起こすことは困難(不可能)です。もちろん、何かを始めた時には本書のフレッドのように一人かもしれませんが、どこかの時点で必ずチームが必要になります。

そのチームのメンバーとして、『リーダーシップ』『信頼性』『コミュニケーション』『専門的知識』『分析力』『危機意識』に優れたメンバーが望ましいとのことでした。物語の中でも、それぞれ異なる能力を持つ魅力的なペンギンたちが自分の強みを発揮し、チームとして成果をあげています。物語の中だけではなく現実の世界(たとえば会社)でも、一人でやるよりもそれぞれ強みをもったメンバーが合わさってチームになった方が成果が出るに決まっています。

ただその際に、同じような属性や能力をもったメンバーで集まりやすいということは注意が必要です。上記に挙げた能力を有するメンバーをバランスよく集めることが出来るのかがまずチームとして大切なことだと思います。しかし異なる属性のメンバーが集まる際には、チームとして機能するための難易度は高くなるのではないでしょうか。まずチームとして機能するためにはメンバー同志のコミュニケーションが必須ですが、その必要性を感じていないメンバーがいればチームとして機能しにくくなります。

そこでペンギンたちがまず初めに行ったように危機意識を高めるということが必要なのでしょう。この意識の隔たりがあると、チームが機能しなくなる恐れがあると思います。振り返ってみると、自分が関わったプロジェクトで上手く行っていないものに関しては、このステップ1の危機意識を高めるとステップ2の推進チームを作るという点で、失敗していることが多いように思います。今、自分がやっているプロジェクトに関しても思い当たるフシがあります、まずい・・・。せっかく読んだ本ですので、早速明日から実践して、プロジェクトを修正したいと思います、頑張ります!


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