小さなトライと小さな成功を大切にする

【期日まであと3日】

引き続き、生活の大部分を論文の執筆に投入しています。ブログネタも当然のことながら(?)論文関連しばりです。このように一つのことに没頭していると、その中でこれまでやってこなかった新しいトライが始まります。

新しいトライと言ってもそれは本当にたいしたことではなく、ほんの些細なことです。最近やったのでは、家で使うマックの環境(ディスプレイ・キーボード・マウス)で、会社のPCを使う環境を作るという程度のものです。これまでは家で会社のPCを使う時は、色々な設定の問題からノートPCの状態のまま使っていたのですが、論文のためのデータ解析をするためには効率が悪い状態でした。そこで一部の設定をいじったり、ケーブルやハブを新調したりすることで、ケーブルの切り替えだけで環境を簡単に切り替えれる状態を作ることが出来ました。

いえ、何も特筆すべきことなんて無くて、ITに詳しい人なら当たり前の作業です。しかし、自分は(少なくとも会社の環境と比べて)不便な環境で家での作業を長い間続けていて、それが今後は非常に簡単な作業だけで便利な環境を使えるようになるというのは、自分にとって小さいけれども進歩であり、継続的に価値を生み続ける成果です。

こういう小さなトライを継続するのは『当たり前のこと』であり、日々改善を目指していく姿勢をデフォルトにしておくことは大切ですが、一方で、出てきた小さな成果を『当たり前のこと』として流してしまうのは、自分にとっては少し勿体無いように思います。むしろ、(小さな)新しいことにトライしたから、良い環境を手に入れた、良い結果が生まれつつある、次から楽になりつつある、ということを脳に理解させることで、『よし、次もな何かやってやろう!』みたいな前向きな思考回路を形成したいと思っています。これによりPDCA・仮説検証のサイクルが回し始めることが出来ると思っています。

反対にこれらの成果を『ショボい』と認定してしまうと、狙う成果が大きいものになってしまい、小さな改善・PDCAに突っ込んで行きにくくなってしまいます。そうすると改善活動に取っ付きにくくなって、PDCAが回らなくなるから困ったものです。時間をかけて大きな改善を1回やるより、小さな改善をさっさと10回まわしたほうが価値が有ることを肝に銘じておきたいと思います。このように、小さなトライに対してはそれを当然のこととしながらも、出てくる小さな成果には必要以上に喜ぶことを継続して、日々の改善を継続するエネルギーにすれば良いのではないかと思っています。と言っても、まだまだ全然改善が足りません。『焦って焦らず』ではあるのですが、そうも言ってられないので、なんとか早いこと改善を回してい着たいと思います。あと3日、頑張ります!!


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