オリンピックの度に思うこと

リオオリンピックが盛り上がっていますね。日本選手のメダルラッシュが続いていて、(本来自分は関係ないといえば関係ないのですが笑)非常に嬉しく思います。オリンピックは四年に一度のイベントです。自分の場合、オリンピックそのものよりも、四年前のロンドン、八年前の北京、さらに十二年前のアテネオリンピックの頃の自分が何をやっていたかが思い出されます。ということで、オリンピック自体とは無関係に自分が何をやっていたかを振り返ってみたいと思います (笑)。

十二年前のアテネオリンピックの時は、まだ大学院生でした。論文の準備をしていて正直オリンピックどころでは無かったはずなのですが、なんとなくオリンピックの色々な映像を覚えていることを思うと、多分論文の準備をサボってオリンピックにかじりついていたのだろうと思います。。。

八年前の北京オリンピックの時は、アメリカの研究所に派遣されていて、アメリカで見ていました。その当時はリーマン・ショック前で景気もよく中国出身の方がアメリカの研究所にはたくさんおられました。中国の同僚の自宅に招かれてオリンピックの開会式を見ながらのホームパーティーに参加したのですが、自国での開催を非常に誇らしく語っておられたように思います。確かに、その当時の中国の勢いに相応しい派手な開会式だったように思います。その当時の自分は、初めてのアメリカ、初めての海外への長期滞在で、興奮しつつも自分の存在感を発揮するのに必死だったように思います。

四年前のロンドンの時は、全然記憶にありません。と言うのは盆休み返上で論文を書くことを誓い、会社で実験をしていたからです。実際に当時のブログを振り返ってみるとその当時の熱い(恥ずかしい汗)思いが伝わってきます。

#181 夏合宿突入!

結局、当時取り組んでいた論文は会社の研究開発戦略や自分自身の優先順位の問題から、未だに発表できずに居るのですが、それでもロンドンオリンピックの期間中に論文執筆に本気で取り組んだことは、その後の論文発表のきっかけを作ってくれた大切な経験になりました。当時のブログには下記のように書いています。

この課題を達成できると、自分のキャリアや人生の方向性を大きく変える事になると思います。

その当時は半信半疑ながらこのように書いていましたが、あれから四年経ってたリオオリンピックの今では、学位論文の原稿の修正とロンドンオリンピックの頃にまとめていた論文原稿の修正を行っています。正直、ロンドンの頃には、どちらもこれほど時間はかかるとは思っていませんでしたが (笑)、それでも自分のキャリアに大きな影響を及ぼすであろう学位論文とまた別の学術論文を執筆できていることには非常に大きな喜びを感じています。

さてさて。じゃあ四年後の東京オリンピックの時には自分は何をやっているでしょうか。四年後に今の頑張りを振り返って、『リオの頃に頑張っておいて本当に良かった』と思っていられると良いなと思います。そのためには、もっと頑張りたいと思います。好調の日本選手団に(気概だけでも)負けないように、明日からも(四年後の?)ワクワクするような未来を目指して活動したいと思います!!


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