昨日もこのブログで書いた通り、最近では長めの文章(例えばこのブログ)をキーボードと使わずに、すべて iPhone の音声入力機能を使って口述での吹き込みで書くようにしています。その目的は、口述で文章を書けるようになるためのトレーニングが第一なのですか、同時にキーボードを使って書くよりも時間を短くすることも目的にしています。
といっても、始めたばかりの自分がすべて頭の中の記憶(脳内メモリー)だけを使って長い文章などが書けるはずはありません。口述する前に、吹き込みたいことの要点をA4の用紙にメモ書きで書き出し、大体の文章の構成を考えた後、そのメモを見ながらマイクに向かって話すという流れになっています。実際に吹き込んでも、後から見返すと変な文章になっていることも多いので、全部を吹き込んだ後に文章を校閲することも必要になっています。
この一連の作業において、どこまでこのメモ書きの準備に時間をかけるかが自分の提案事項の一つです。もちろん事前にメモ書きを使ってしっかりと準備すれば文章の質が向上しますが、その分キーボードを使って書くのと同じかそれ以上に時間がかかります。一方で、メモ書きの準備が不十分だと、口述が得意ではない自分はうまく文章を作成することができず、文章の質が大幅に下がってしまいます。つまり、吹き込む前にどれだけ準備するかは、質とスピードのバランス(トレードオフ)であり、今その最適化に試行錯誤している状態です。
今の自分の作業時間は、メモ書きが25パーセント、吹き込みが25パーセント、文章の校閲が25パーセント位になっています。しかし実際には、いざ吹き込む段階になってもうまく言葉が出てこない状況が続いていて、また吹き込みの間違いや修正も多いため校閲にも時間がかかっている状態なので、もう少し準備に時間を使っていいのかもしれません。1対1対1くらいの割合が良いのかもしれないですね。
将来的には、簡単に箇条書きのメモを作っただけで、頭の中で何を書くかの概略をイメージでき、自分の全脳内メモリーを正しい文章を作成することに集中できる状態が理想だと思っています。もちろん、それが一朝一夕に達成できるなどとは決して思っていません。しかし自分としては年単位の期間をかけてでも、この状態まで持っていきたいと思っています。まだまだ膨大な修行が必要ですが、少しでもこの理想の状態に近づけるよう頑張っていきたいと思います!!!