思考の質はアウトプットしないと検証できない

引き続き、iPhone での音声入力による口述での文章作成に一生懸命取り組んでいます。最近では、iPhone 片手にぶつぶつとつぶやいている怪しいやつと言うイメージも無事定着し(笑)、ますます口述でのアウトプットに磨きがかかってきています。

音声入力によるアウトプットを始めてからアウトプットの量は(質はともかく)飛躍的に増加いたしました。このように、自分の思考を大量にアウトプットするようになって思う事は、アウトプットしていない時は「考えているフリだけで、実はなんも考えとらんかったな」言うことです。

いや、考える時間はとっています。また実際に、色々と頭の中で考えはしています。しかし、頭の中で考えているだけでは、なんとなくぼんやりとした概念を扱っているだけであり、論理立てて考えることが出来ているわけではなかったように思います。

これは自分の頭が悪いからなのかもしれません。いずれにしろ、考えていることをアウトプットしてみると、論理の飛躍、論理の矛盾、全く妥当ではない前提の設定、等々の問題に多く直面します。頭の中で考えている時には論理的で素晴らしいアイデアであっても、実際にアウトプットしてみると全く使い物にならないものであったと言う事は、しばしばあります。

よく考えてみれば、頭の中で思いついた時には優れたアイデアであると思っても、アウトプットしてみると平凡だったと言うのは、毎日のブログでイヤというほど経験済みでした(苦笑)。ですので、とりあえず思いついた事は、文章でも図でもメモ書きであれ形は何でもいいので、とりあえずアウトプットして外に出して、その質を検証してみるということが重要なのでしょう。

自分としては、思考の質はトレーニングで少しは高めることができるのではないかと思っています。このトレーニングを通じて頭の中だけでのアイデアの成熟度を高め、最終的にはアウトプットをしない場面でも、アウトプットをした時と同じような質で物事を考えれるようになれたら最高です。頭の悪い自分がそんな世界に到達できるかどうかわかりませんが、なるべく近づけるよう頑張っていきたいと思います!!!


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です