カープの優勝に自分を重ねて思うこと!

平成28年9月10日、広島カープの25年ぶりの優勝が決まりました。以前にも書きましたが実は (笑) 自分は広島カープの熱烈なファンです。前回の優勝の前からのファン歴なので、25年以上はファンをやっています。実家が山口県で、お隣の広島県のカープの試合はテレビなどでよく見ましたし、小学校の時の修学旅行は広島市民球場でカープ試合を観戦しました(7-1で勝利したのをまだ覚えています笑)。大学浪人していた時は、広島の予備校に通っていたのですが、模試をサボって大野豊さんの引退試合にも行ってきました!

そんな広島カープですが、以前の優勝が25年前ですから、プロ野球12球団の中で最も優勝から遠ざかっているチームです。元々、広島カープは原爆投下後の戦後の復興の象徴として創設されたチームで、プロ野球の中で唯一親会社を持たない球団です(株主は松田創業家 + マツダ など)。そのため、独立採算で親会社による赤字補填なども受けられません。また経済圏が大きな大都市の球団でもなく、また近年ではプロ野球の放映権料の低下などもあり、財政的には苦しい球団でした。

特にフリーエージェント(FA制度)や逆指名制度が出来てからは、本当に苦しいときが続きました。お金が無いために主力選手を保持できず、主力は出ていく一方で、有望な選手がなかなか集まってきません。FA制度の導入以来、近年では15年連続の毎年Bクラス(セ・リーグ6チーム中、4位以下)の状況が続きました。

それでも球団運営の努力、球団伝統とも言える選手の猛練習、若手選手の育成、またファンからの温かいサポートなどにより、近年では新球場の建設、若手選手の台頭、カープ女子・カープ芸人を始めとしたカープ人気の再来など、かなり期待のできる状況になっていました。さらに二年前に黒田投手と新井選手がカープに戻ってきて(マエケンはいなくなってしまったが)、ついに今年こそと思っていました!(・・・とは、毎年思っているのですが。。。)そんなカープの優勝ですから、優勝の瞬間、涙なしでは見れませんでした。久しぶりに、騒ぎました (笑)。

広島カープからしたら大きなお世話だと思うのですが、自分はカープに自分の姿にを重ねて感情移入してしまうところがあるんです。決して、巨人やソフトバンクなどは重なりません (笑)。元々、弱い者・持たざる者が、苦労と努力を重ね、苦難なの末に栄光を勝ち取る、最近はそういう昭和的なスタイル?のは流行らないのかもしれませんが、自分はやっぱりそういう姿が好きなんだと思います。かつ、もしも自分が優勝を勝ち取ったり生き残ったりするとしたなら、(残念ながら笑)このスタイルしか無いと思っています。カープの優勝を見て、勇気づけられた方もいっぱいいると思います。自分も頑張ろうと思いました。これからクライマックスシリーズ、日本シリーズと更なる勝利が楽しみです!!!


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