話し手をイラつかせないための聞き手作法

最近、ある同僚と話しているときに感じたことです。その同僚は非常に話好きで、いつも喋っています(笑)。その同僚にアドバイス(と言うほど立派なものではないですか)をしていたときに感じた事を、まとめておきます。

その同僚は、話し好きなところもあるので、自分が話していても、その同僚は何かを喋っていたいみたいです。とにかく聞いているときも、自分が喋ってないと、だめみたいです。

たとえば、こちらが何かを説明していて、その説明の些細な点に一部でも間違いがあると、即座にその間違いを指摘してくれます。説明するこちらとしては有難いのですが、自分の説明の度に訂正が入ると、説明しづらいことこの上ないです(笑)。話も脱線しがちになるために、上手に説明もできません。また、話を正確に聞いてくれている姿勢は分かるのですが、こちらとしては相手に全体像が伝わっているかどうか不安になり、その分だけ説明も冗長になりがちです。

自分としては、説明の細かい点の間違い探しをしてもらうために説明してるのではなく、説明の全体像を理解してもらうために話しています。その目的においては、些細な点の訂正なんて、目的からすると二の次であり、自分としては求めていません。お互いにとって、時間も説明の労力ももったいないと思います。

また、話好きなところもあってか、自分が話したことを頻繁に要約してくれようとします。「それってつまり、◯◯って事ですよね」と言う感じです。もしこの要約の頻度が適正でかつ要約の内容も適切であれば、自分としては非常に楽です。

しかしながら、この要約が頻繁すぎると、話が進みません。また、要約としても頻度が高すぎると、要約にならずに自分のいったことのオウム返しで、全然前に進みません (笑)。また、自分の聞きたいことのみを更に都合よく解釈してまとめているようで、自分としてはこの時点でまた説明をし直す必要があります。

自分としては、理解していただけないのは、当然ながら説明する自分に責任があると思っています。そのため、聞く方の性格や理解度に合わせて、説明する必要があるのだと思います。一方で、もし自分が聞く側であれば、「説明の本質には関係ない点で、説明される方の揚げ足を取らない」とか「話しての発言の要約は、あまり頻繁に行い過ぎない」などには、気をつけたいと思います。他人の行いには目が付きやすいですが、なかなか自分の問題には気がつきませんので、特に注意をしたいと思います。精進します!!!


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