自分の悪い癖の1つに、困難な状況に直面した時、「えー、無理!」という発想が出てしまうことです。それ自体が悪いというより、そこで思考が止まってしまう事が問題だと思っています。
無理、と言ってしまった時点で、無理であることが前提となり、自分ができない理由を探し始めます。状況が悪い、環境が悪い、調子が悪い、などなどです。(これらは、全部ひっくるめて解決できないお前が悪いんじゃい、って話なのですが・・・汗)
そうではなくて、この時に、「もし、できるとしたら、どういう方法があるのだろうか?」 と自分に問いかけたら、どうなるでしょうか。解決策があることを前提として考えれば、少なくとも思考は止まることはありません。また少なくとも、その無理な状況を脱するための前提や条件を考え始めることができるかもしれません。
何かの困難を乗り越える際に必要なのは、「必ずうまくいくはず!」という根拠のない確信なのだと思います。「もしできるとしたら」はその確信を仮置きしてくれている、と考えることができるかもしれません。
おそらく、このように考えることができる(口にすることができる)人しか、一見無理に思える状況を乗り越えることができないでしょう。つまり、これはブレイクスルーを超すために必要な思考法でもいいかもしれないですね(思考法というにはあまりに単純ですが汗)。これは自分にももちろん、可能性を閉ざしている他者に対しても非常に良い問いかけになるのだと思います。
成果は自分が発する言葉の質で決まるのだと思います。「えー無理」と言う人にはいつまでたっても無理なことは間違いありません。そうではなく「えー無理」の後には、「分かった。じゃあ、もしできるとするなら、どういう方法があるだろうか?」を必ずセットとしてくっつけ、思考停止を回避し、ブレイクスルーにつなげていきたいと思います。頑張ります!!!