口述でのブログ作成も必要に迫られたから

ここのところずっと iPhone の音声認識を使って、このブログを書くようにしています。ブログを書くことに関しては、一定の投資をしてきました。例えば昔はキーボードのブラインドタッチを練習したり、スマホを使い始めてからはフリック入力の練習したりなどです。

ガラケーの時と比べると、入力は随分早くなりましたが、キーボードもフリック入力も、今では補助的にしか使いません。やはり音声入力が圧倒的に早いです。もちろん、上手に音声入力をする方法についても投資をしています。例えば、聞き取りやすくしゃべる練習や、使っているアプリの癖に合わせた入力方法の研究、自分にあった音声認識アプリの比較など、いろいろ試しています。その甲斐もあって、始めた当初よりも非常に上達してますし、入力も早くなってきています。

しかし、そもそも、何故、音声入力で文章を書き始めたのでしょうか。振り返ってみると、⑴ (勝手に師と仰ぐ)鮒谷周史さんから、口述での文章作成により、アウトプットの生産性が飛躍的に向上する、というアドバイスを伺いました。また、口述での文章作成はトレーニングで上達し、上手な方はメールの返信、メルマガなどの長い文章、果ては各種の論文まで (汗)、口述で書かれる方もいらっしゃるとのことです。スゴい!!

これと同時に、⑵ そもそもブログを書く時間が取れないため、ブログの作成を効率化したいという思いがありました。以前は構想に30分、入力と校閲に30分以上かかっていました。なんとか時短を試みましたが、書き始めると書きたい事が出てきて結局は1時間くらいかかってしまいます。それでも、時間的な意味での投資の費用対効果はまだ高いと思っていますが、なんせ時間が取れません。「書くことは大切」、「書きたい」、「書かなくてはいけない」とは思っていたのですが、結局は時間が取れずに、ブログが書けないでいました。これは、非常にストレスでした。

口述で書き始めたのは上記の2つの理由からです。もちろん ⑴ がなければ口述で書こうとさえ思わなかったですが、それをやってみようと思ったのも、⑵ 必要に迫られたからであり、ここで初めて真剣に検討しました。ガラケーしか持っていなかった人間が iPhone 買ったのも、また音声認識に関する様々な試みをしている理由も、その一つです。もちろん、口述が上手くいっているのは、音声認識に関する技術的進歩があることが前提ではあるのですが、もし口述がダメなら違う方法論を試していたはずです。

要は、自分にとって何が必要かがまず先で、勉強したいという気持ちは後から自然についてきます。今更ながらですが、やっぱり必要は発明(勉強)の母ですね。頭でっかちに勉強してから何かを始めるのではなく、まずは動く→スキルの必要性を感じる→勉強をする、という流れが自然なのでしょう。ということで、今後もこの流れでいきたいと思います!!!


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