学位論文審査会まであと二日です!学位論文審査会とは、自分が提出した博士論文が学位を授与するに値するかの審査会で、学生であれば卒業試験にあたる最も大切な試験です。今日は大学に行って、審査会の発表練習と審査の最終の打ち合わせをしました。主査の先生の前で1時間弱のプレゼンテーションとそれに対する先生からのフィードバックで、もうクタクタです (汗)。久しぶりに緊張感を感じながらプレゼンをしてきました。
論文の最終稿を提出してから約1ヶ月間、今日に備え、ほぼ毎日のように発表練習をしてきました。その練習の甲斐もあって無事に納得の発表ができました。発表は、学位審査の評価対象に入っているため、もちろん気合を入れてやらなければなりません。ただそれ以上に、審査を許可していただいた主査の先生に無様な姿は見せられないですし、(他の審査員の先生も来られるので)主査の先生の顔に泥を塗るようなことをしたくないという思いで頑張りました。
そんな学位論文の審査会ですが、自分としては「一世一代の晴れ舞台!」みたいな感覚なんだろうか?と昔は思っていたのですが、意外とそんな感慨もありませんね (笑)。まあ、どこか別のところでも書きたいと思いますが、学位を取得することの意味を考えると、「超絶にめでたい!」、というわけではないからです。そのため、バカ騒ぎするほどの喜びではないのですが、一方で、心の底からジワジワと湧き上がってくるような充実感は感じています。
今日、このよう感じるのは、この日が来るとはある意味では予測出来ていたからだと思います。その予測ができた日、つまり論文のストーリーを着想した時や良い実験結果が出た時には、それこそ走り回るような喜びを感じました。その時点で、学位取れがそうであることは確信していました。しかし実際に今日の日を迎えるまでには、継続的な地道な作業が必要でした。実際に、長い時間もかかり、とても大変な作業だったのですが、それらを全てやり終えた事に対する静かな喜びを感じているというのが今の心情なのかもしれません。
とはいえ、まだ審査は終わった訳では無いので気を抜くことはできません。今日の発表練習で指摘いただいた点を、明日中に全て修正し、明後日の本番に備えなければなりません (汗)。正直、時間がありませんません、ヤバイ!!早速家に帰って、修正と発表練習をしたいと思います。あと、もうちょっとです、最後まで頑張ります!!!