セミナーをやる立場になって気付くこともある

自分はセミナーに良く参加しますが、社内では自分がセミナーの先生役をすることもあります。内容は創薬研究や科学の専門の内容の場合が多いですが、そうではなく自分がセミナーで学んできたことをまとめて話す場合もあります。例えば、習慣化やマーケティングやマネジメントに関して(専門外ながらそして僭越ながら汗)話をさせてもらうこともあります。

前者の自分自身の専門分野に関する内容では自分がプロフェッショナルなので自信をもって話すことができます。このような内容の場合、専門知識を手に入れることが価値になります。だから間違いのない知識をわかりやすく説明することがゴールです。だから話していて非常に楽チンです。

一方で、自分がセミナーで学んだことは自分にとって専門分野外です。そのため自分が同じ内容を話していると思っていても、それは超絶な劣化コピーです (汗)。だからうまく伝わっていないと思います。加えて後者の話題は学んだだけでは何の価値もありません。学びを実践してこそ価値になります。そのため出席者には理解した上で、行動に移して頂かないことには成果には繋がりません。出席者の中には学んだだけで満足している人もいるようですが、せっかく頑張ってしゃべった側としては「それじゃダメだよ!」と強く言いたくなります。

と、ここまで書いて思ったのですが、じゃあ自分は学んだことをどれだけ行動につなげる事が出来ているのでしょうか?学んだだけで満足して止まっていないでしょうか?うーん、実際のところは、学びをなかなか実践できていないですね (汗)。本当にもったいないです。こんな状態では自分の話を聞く出席者の方にも偉そうなことは言えないですね。。。

自分の問題点に気づくことが出来たのは、自分が話し手になったことで意識が変わったからです。特に自分が話すセミナーの参加者には、自分が話していることの価値を成果につなげてほしい、という強い思いが生まれてきました。自分が聞く側に立ったときも同じような事は期待されているはずですから、講師の先生の思いに応えなければなりません。

立場が変わると見える世界も変わってきます。立場を変えてみることで、自分の未熟さに気づくことができました。せっかく話していただける講師の先生の気持ちに応えるためにも、しっかりと復習をし学びを行動につなげ成果を出したいと思います。頑張ります!!!


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です