英文の温度感をコントロールしたい!

日本語でいろんなメールを書く際には、文章の温度感というものを非常に気にします。例えば直接話をすると非常に暖かい方でも、メールの文面になるとやたらと他人行儀でぶっきらぼうで、結果として良くない印象を与えているような方の例を目にします。本人としてはそれほど意識はしてないのでしょうが、実は会って話すと良い人なだけに、とてももったいないことだと思っています。

だから自分がメールを書くときには、特に文章の空気感に注意して書くようにしています。例えば、偉い人に対して「◯◯でございます」とメールすることは簡単ですが、あまりに芸がありません。こういう偉い方は同様のメールを何百通も受け取ってるわけで、もし受け取り手の心に何かを残そうとするのであれば、あえて違う温度感を演出して記憶に残してもらえるように、心を遣わなければなりません。

反対に、職位や年の近い同僚に対して、「ございます」系の丁寧すぎるメール送ってしまうと、「慇懃無礼」な感じに受け取られてしまいます。複数人に対しメールをする時にはそれでも構いませんが、一対一のメールの時はあえて砕けたメールをすることで、その人に対する親近感や信頼感を表すことが出来るようになると思っています(もちろんやりすぎると失礼にあたるので、さじ加減は非常に難しいのですが汗)。

さて(無理やりですが)今日も英語についてです。このように日本語ではメールに自分の温度感を乗せるのを、コントロールすることが可能です。しかしながら、英語では全く出来ていません。言ってしまえば英文の微妙なニュアンスの違いなのですが、メールの文面によって受け手の受け取り方は、大きく変わってくると思っています。

例えばメールで以前の合意事項とは大きく異なる何かおかしなこと書いて来た際に、海外の同僚は「あなたは間違ってる!you are wrong!」とは言いません(当然ですが笑)。例えば「私はちょっとあなたがメールに書いたことに対して気になっています。I’m just curious about what you wrote.」というような穏やかな注意喚起をしてくれます。これに限らず、ネイティブとやり取りをしていると、上手いな〜と感じさせる表現に数多く出会い、非常に勉強になります。

こういった文章のニュアンスの違いというか温度感も将来的にはコントロールできるようになりたいと思っています。もちろんそれは「イエスか、ノーか」を間違いなく意思表示出来るようになってからの話ではあるのですが、将来的には目指したい姿だと思っています。まだまだ修行が必要ですね、一生懸命精進したいと思います。頑張ります!!


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