~未来を創る若者たちへ~の講演を聞いて

ひょんなことから、ソフトバンクの孫正義さんがつくられた『財団孫正義育英財団』を知りました。特に優れた才能を持つ若者を発掘・支援するプロジェクトで、小学生にあがる前の若者(?)から二十代後半の方までを経済的にサポートされているようです。詳細はこちらのリンクを御覧ください。採用された方達はとにかくすごい人達で、素晴らしい知性、ビジョン、行動力を備えた若者たちです。すごい、すごすぎる!!

その財団が立ち上がった際のシンポジウム(?)の動画がありましたので、見てました。孫正義さん、京都大学 iPS 研究所の山中伸弥先生、東大総長の五神真先生、将棋の羽生善治さんの対談で非常に豪華な動画がなんとタダで見れます、これもすごい。このシンポジウムは、財団に採用された若者たちに向けた講演とパネルディスカッションで、その知性をどのように使って激変する世の中にどのように貢献していくのかについて議論をしています。

自分は学生時代に、それこそ世間で天才と呼ばれる人たちと出会うことが出来ました。その結果として、学生時代の早いうちに自分が如何に凡人であるかに気が付くと共に、世の中はこのような天才たちによって大きく動かされているのだと理解することが出来ました。天狗だった自分にとってはある意味での挫折ではあるのですが、その知性において完敗を喫することで、「自分は特別な存在ではない」という認識を、ある意味で清々しいほどの諦めもってを感じることが出来ました。

このような日本(いや世界)の未来を担う若者達を非常に頼もしく思うとともに、でも超がつくほどの凡人である自分だって『自分のやり方』で世の中に貢献をしたいという想いを思い出すきっかけになりました。この講演をライブで聞いた若者たちからしたら、はるかにオジサンな自分ではあるのですが、この講演を聞いて『さぁ、自分はどのように世の中を良くしようか?』と感じました(っ実際に出来るかどうかは別にして)。今の能力や年齢はともかく、これから来る未来にワクワクしていることも感じています。(物理的な実年齢はともかく汗)それが若さなんですかね。

事実としては、人生の残り時間は一日(いや一分一秒)ずつ短くなっているわけですけど、少なくとも自分の人生で今日が一番若いわけです。自分の場合は本業を通じて、すわなち薬を待つ患者さんのために新薬を届けることで、世の中に貢献が出来るわけです。非常にわかりやすい貢献の仕方です。未来を創るオジサンの一人として、(その才能や知性はともかく)その気持ちだけでは若いもんには負けてられんと、なんだか熱くなりました。最近、仕事が辛すぎて(忙しいすぎて)、元気がなくなってた場面もあったのですが、また明日から頑張っていきたいと想います!


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