#536 可能性の窓を空けておく!

学位 PJ 第二期終了まで、あと62日!

(1)論文執筆、
活動、今後の予定
時間、0.5h

(2)論文新ネタ、
活動、書類作成
時間、>3h

(3)その他活動、
人生について考える

(4)感謝、
これまでの偶然の出会い!

(5)ブログ

自分のキャリアを振り返って考えて、どこまで自分が意図した通りのもので、どこまでが偶然によるものなのかを考えてみることにしました。

まず、自分が通った大学に入ったもの偶然(まぐれ笑)で、専攻を選択したのも偶然、研究室を選んだのも偶然、今の会社を選んだのも偶然、そして今の専門の仕事をしていることも偶然で、人生の大きなターニングポイントを振り返るとほとんどが偶然の選択であることに気付きます。

ライフサイエンス分野に興味があり、関連した仕事に就きたいなあ、と確かに考えてはいましたが、今から思うと他の選択肢を知らなかっただけだったと思います。ですので、選択した当時は熟考した上での戦略と思ったのですが、今から考えると何と浅はかな考えだったのだろうと思います(汗)。

実際に今の仕事は誇りを持って頑張ることが出来ており、好きな仕事なのです。今の人生戦略(学位をとって、英語を身に付け、世界で勝負し、新薬を生み出す)というものには自分は満足していて、是非とも達成したいと思っています。

しかし、上記のとおり自分のキャリアが様々な偶然による出会いであるのだと考えると、上記の戦略以外の可能性を極端に否定することは、ナンセンスなのかもしれません。偶然によって成り立った過去の延長上にある未来に固執する必要はないのかもしれませんし、もっと良い戦略があるのならそれを取り入れることも1つだと思います。

これは今やっていることの方向性を変えたり、スピードを緩めたりするつもりでは決してありません。ボクが言いたいことは、自分の信じる道を進みつつも、偶然によって築かれた過去のみに固執することなく、可能性の窓は常に開いておいたほうがいいのだろうということです。

何かを取り入れるということは何かを止めるということなので、とても勇気がいることです。ですが臆病になりすぎて、(後になって大切と気づく)可能性を頭ごなしに否定してしまわないように、いろいろな可能性に出会い、その度ごとに自分の進む道は今のままでいいのかどうかを判断しようとすることが後悔のない生き方につながるのかもしれません。

自分が納得する今の方向性が偶然によって作られているのと同じように、これから出会う偶然によって今よりも良い人生の方向性が作られることを期待して、新しいことにも挑戦していきたいと思います。


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