起きたこと全てに意味があるから

最近、とても前向きな方のことを知ることが出来ました。その方は体調不良が原因で、本来予定していたお仕事が出来なくなってしまいました。コロナウィルス感染の症例数が再度大幅に増えつつあるこのご時世ですから、対面でのお仕事をされる方は少しの体調不良でも仕事を休まざるを得ないことになってしまいます。以前から楽しみにされていたプロジェクトだったので、その本番に体調不良で欠席となってしまったことは、非常に残念な思いだったのだと思います。

自分だったら、やけ酒して、しばらくの間やさぐれていたかもしれませんが、その方は『起きたこと全てに意味がある』と呟いておられ、体調不良から回復されると以前に増して活動的に行動をされておりました。『起きたこと全てに意味がある』というメッセージは、その出来事の意味をその方なりに解釈し、前向きな文脈で捉えなおそうとしておられるように自分には感じました。

世の中の出来事は自分でコントロール出来ることと出来ないことがあります。自分のコントロールが効くものであれば、自分の望むように制御すれば良いのですが、運命論者ではない自分でも多くの出来事は自分のコントロールの効かないものだと考えています。だから、自分にとって都合の悪い出来事が起こった際には、自分の不運を嘆くというのが一般的な反応なのかと思っています。

しかしこの方のように、強く自責(全てのことは自分に責任がある)だと考えておらえる場合は、その望まない出来事さえもある意味で自分が選択した道と捉え、納得し、そしてそこから何が学べるか、その出来事を自分の人生においてどのように位置付けるかを、一生懸命に考えられているようでした。このように考えることで、その不都合な出来事さえも、その方のこれからの行動の原動力の一つになっていくのだろうと思います。

人生に起きる出来事はコントロール出来なかったとしても、その意味付けや解釈は自分に全て任されているわけです。このような意味付けや解釈を重ねていれば、きっと主体的な人生を送ることが出来るでしょうし、成長もしていくことが出来るのだと思います。このような方と接すると、改めて前向きな思え方の大切さを感じますし、私も同じような姿勢で人生と向き合っていきたいと思い直しました。まあ、私の生活にも次から次へと困ったことが起こっているのですが(笑)、自分もその出来事と向き合い、意味付けをして、主体的な毎日を送っりたいと思います!


1件のコメント

  1. 長い人生、足の一本や腕の一本くらい折りますよ。 って70歳くらいのおっさんいいわれました。 なんかささりました。 あとは家が少しづつぶち壊れたときに義理の兄に形のあるものは全ていずれは壊れるといわれたこともあり、その時もしょーがないと思いました。 神からのメッセージですかね。 

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