#564 英語履歴書を作る!

学位 PJ 第二期終了まで、あと36日!

(1)論文執筆、
活動、なし
時間、0h

(2)論文新ネタ、
活動、論文を読む
時間、30分

(3)英語、
活動、TED, Simplifying complexity
時間、15分、

(4)その他活動、
会社のエライ人との懇親会

(5)感謝、
若いボク達にアドバイスをくれるシニアマネージャー

(6)新しい挑戦、
エライ人にぶっちゃけ質問をしてみた

(7)ブログ

英語で履歴書 (CV) が必要になり、いま大急ぎで作っています(決して転職するわけではないのですが笑)。

海外の研究所では、景気が悪くなったり大型製品の開発失敗などでレイオフ(解雇)の噂があると、「CV を更新しなきゃ」とみんなが騒ぎ出すと聞きます。海外のように3年に一度くらいのペースで勤務先を変えるような環境では、CV を更新することは当たり前なのかもしれませんね。
自分も今回の用途においては、それほど一生懸命に作る必要はありません。ですがグローバルな環境の仕事に応募する可能性もゼロではない(!)わけなので、今回はいい機会だいと思い、自分でイチから作ってみました。(と言っても、海外の研究者のお手本を元にコピペしただけなのですが。)
作ってみていろいろな気付きがありました。
まず、海外で評価されること(CV に書くべきこと)が日本の会社に居るとなかなか達成できないのだな、ということです。守秘義務により情報公開が出来ないので、「発表できる実績がない」「具体例が書けないので説得力がない」「海外の研究者はこのような書き方をしているが、自分は実績がないので書くことができない」など、文字にしてみることで(社外に公表できる)自分の実績のなさを再認識しました(汗)。

海外(アメリカ)と日本の研究環境や雇用の流動性の違いもあるのかもしれませんが、今の会社ではそもそも社外への情報発信が難しい状態にあると思います。これは日本の会社に一般にいえることかもしれませんが、情報発信などを始めとした個人のキャリア形成に理解はあまりないのではないかと思います。今のマネジメント層はこれまでずっと終身雇用の想定でやって来ているので、キャリアのための情報発信と言ってもピンと来ないのかもしれませんね。しかしながら自分世代の若いもの達は、これから先は終身雇用なんて誰も信じてないと思います。

このような意識の大きな隔たりはあるものの、環境の厳しさを嘆いてもどうにもなりません。CV に書けるような活動との重なりが生じるような今の仕事をしたり、そのように仕事を設計していくことが大切になるのでしょう。

CV を書くことで自分の実績を文字にすることで、頭の中だけで実績のなさに対する漠然とした不安を持っている状態から、現状を脱するための具体的な対策が思い浮かぶようになったことが収穫だと思います。自分が今後どのようなキャリアを歩んでいきたいかを書いた『未来 CV』を書いて、そこから逆算して仕事を選んでいくことも、1つの方法なのかもしれませんね。

ということで、上記のような(これまで明確に意識できていなかった)新しい視点から自分の仕事を見つめなおしていきたいと思います。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です