毎日5分間を未来の自分へ贈ろう

先日、『再度習慣化に取り組みたいこと』というポストの中で、日々行っていきたい習慣化について書いてきました。数ある習慣化タスクの中でも最も自分が重要視しているのが、『一日5分間、未来への投資を行う』というものです。これは文字通り、未来の自分のためになる、未来の自分の生活の質を向上させる、未来の自分を成長させる、ようなタスクを何でも良いから選んで、5分以上行うというものです。

上記の基準さえ満たせば活動は何でも良いです、本当に自由です(笑)。その意味では、自分の習慣化タスクの中でも最も創造的なタスクと言えるかもしれません。具体的には、年間目標のアップデートをしたり、月間目標を立てたり、興味をもった分野の本・教科書をアマゾンで注文したり、先送りしている懸案事項に取り組んだり、何かの計画や準備を行ったり(例えば人間ドックを予約したり、減量のためのレシピを調べたり)、メンターとの面談の準備をしたり、などなどが含まれると思います。

改めて、自分がこの時間にどのようなタスクを行っているかを振り返って感じたのは、波及効果の大きい活動を選ぼうとしている事であり、その効果も今日明日に現れなくてもよいというくらいの長い時間軸で考えていることが分かります。と、ここまで来て思い出したのですが、まさにこれらの活動はスティーブン・コヴィー博士の『7つの習慣』の7番目の習慣である『最新再生の習慣』なのだと気が付きました。同書では木を切る木こりの例を使って『刃を研ぐ』ことの重要性を説いています。

森で木こりが錆びたノコギリで一生懸命に木を切っているが、なかなかはかどらない。通りががりの人が、『ノコギリが錆びているので、まず刃を研いではどうですか?』と問いかけると、『木を切るのに忙しくて、刃を研ぐ時間なんてない』と答えた。。。といったようなエピソードだったと思います(多分www)。同書では、我々にとっての刃を研ぐ行為として、肉体的、精神的、知的、そして社会・情緒的の4つの側面に分けて説明しています(まさに上に挙げた行為は、刃を研ぐ習慣ですね)。

しかし習慣の成果そのものより、『未来の自分への投資となる時間の使い方とはどんなものか』を常に考える習慣を身に付けていることが最も価値のあることなのかもしれません。考えを巡らす過程で、自分の現在の時間の使い方を反省し、より成果の出る活動を探し当て、そこにリソースを振り分けようと考えるきっかけにもなっています。このように『5分間の未来への投資』は常に切れ味のよいノコギリに保つための習慣タスクあり、かつ自分の生活を見直すきっかけを与えてくれる非常に価値の高い時間です。その重要性をしっかりと理解した上で、今後も本タスクを継続をしていきたいと思います!!


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