エネルギーのある言葉は人の心を動かす

最近、優秀な若い人たちの集まりに参加させていただき、キャリア等について議論させていただく機会を持てています。私の役割は私の拙い経験の中で彼らのお役に立てそうなことをお伝えするということですが、大した貢献は出来ていません。むしろ自分の方が彼らのエネルギーや言葉の力に強く影響を受けているように感じています。

参加者は職種や仕事の進め方、またキャラクターもみなそれぞれ違うので、出てくる言葉は多様です。理路整然とポイントをまとめて伝える人もいれば、感情を上手く載せて伝えるのが上手な人もいます。饒舌な人もいれば、寡黙な人もいるし、論調が常に前向きなひともいれば、自分を卑下しがちな論調の人もいます。話を聞いていて、考え方も多様で、本当に面白い。

しかし、彼らに共通しているのは強い言葉の力です。意志の強い言葉を使うので、私もそのエネルギーに引っ張って頂いているように思います。こういうのって、年齢とか地位・職位や経験などには関係ないんだということをあらためて感じます。確かに経験や知識では私のほうが(無駄に笑)長く生きている分、多くのことを知っているかもしれません。しかし、変化の勢いというか変化のポテンシャルという意味では圧倒的に負けていて、そのエネルギーのポテンシャルをひしひしと感じるんです、気のせいかな?(笑)。

進みたい方向性が見えている人はそちらに向けて動き始めていてそれは良いことなんですが、まだその道が分からない人も色々と悩みながら方向性を探そうと四苦八苦している。その時に出てくる鬱屈とした思いと焦りから出てくる(表現としては必ずしもポジティブではない)言葉にも、エネルギーがこもっているのを感じます。こういうのって、人の心を動かすんだと思います。彼らの言葉を聞くたびに、『自分は最近守りに入っているのではないか?』、とか『もっと自分も頑張らないと』などと意識させられます。

たとえば、このブログとか。コンパクトな文章なんですが、強いエネルギーを感じません?もうすぐお盆休みなんですが、私もサボらずに頑張りたいと思いました。このように私はいつも若い人たちのエネルギーのこもった言葉に引っ張ってもらっています、感謝です。私も彼らのコミュニティーに貢献できるよう微力ながら頑張っていきたいと思います!


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