音声学習による英単語の暗記方法

自分が英語でのコミュニケーションに不自由している理由の一つが、語彙力の貧弱さです。英語で表現しようとしても単語が出てきません。読んで意味のわかる英単語であっても、それを日本語→英語へ変換することは困難がつきまといます。そのため特に最近では、英語力強化のために単語の暗記を頑張っています。

以前にも書いたことがあったと思ったのですが、特に音声での勉強に時間を使っています。まず日本語が流れて2秒間ポーズがあり、その後英語が流れるという音声で、そのポーズの間に英語を自分で思い浮かべることができるかを試すのです。この音声を暇さえあれば聞いています。それこそ、ランニングの際、掃除や片付けなどの家事をしているとき、シャワーを浴びている時などなどです。

主に別の作業をしながら流しているので、100%集中して聞いているわけではありませんが、それでもそれなりに暗記の定着には繋がっているものですね。特に日本語訳は知っている英単語だけれども、日本語→英語の変換が困難な単語には非常に効果があるように思います。たとえば、肥沃な土壌、と言われても???なのですが、fertile soil を聞くと、『ああ、なるほど、そうだったか』と思い出せます。fertile→肥沃、soil→土壌というのは分かるのですが、日本語から英語のとっさの変換ができません。とはいえ、毎回真面目に聞くわけではないにしろ、このトレーニングを何度も繰り返すうちに、『なるほど』と思う経験を繰り返すことに繋がり、その結果として日本語を聞いただけで英語が出てくるようになるのだと思います。

一方で英語を知らない単語には、音声学習はほとんど効果が無いように思います(当たり前かもしれませんが汗)。そのため音声で学習を繰り返す前に、知らない単語は英語→日本語と日本語→英語をセットで同時に覚えてしまうことが必要ですね。なので、これらの単語は通常通り単語帳などで一度暗記をした上で、その後に音声学習に移行するのが効果的だと思います。と考えると、音声学習はレベルを選ぶのかもしれない、と思ったり。まあ、音声だけに頼ることなく、単語帳をつかった地道な学習もがんばって継続をしていきたいと思います!


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