#633 食うことと自己実現と!

帰国まであと 159 日!

(1)論文、
活動、論文の執筆、2 報
時間、>5h

(2)英語、
活動、論文
時間、0h

(3)その他活動サマリー、
終日論文

(4)陸トレ、
OK、65.0 kg

(5)感謝、
論文の執筆をサポートしてくれる共著者

(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
原稿下書き完成

(7)ブログ、

今日はまだ実験の準備が整わないので、終日、論文の原稿の執筆に費やしました。書いては直し、書いては直しを繰り返して・・・。正直結構キツかったのですが、早く終わりたいという気持ちも強く何とか頑張りました。今、同僚が日本で直しているはずなので、またそれを明日の朝受け取って直して、と24時間体制で進めています(笑)。まあ、グローバルな世の中になったものだという実感を、こんな変なコトから感じています。

さて、本題です。今、仕事とともに論文も引き続き頑張っていますが、心の底から頑張りたいという気持ちがある一方で、ずっとこんなことをやっていなくない(!)という複雑な感情を持っています。

頑張りたいという気持ちは、この環境を準備してくれたマネジメントや支えてくれる同僚への感謝の気持ちと、それに応える意味でも「このチャンスを何とかモノにしないといけない」という自分に対する責任感から生じていると思います。

だけどそれだけではありません。自分の今後のキャリアを考えた時、世界に通用する研究者であるためには英語と学位が必要条件だと感じているからです(決して十分条件ではない!)。もちろんその活動から得られる様々な副次的な成長はあるのですが、一義的にはその必要条件を満たすために頑張っているというのは、”自分の感じ方”としては「食うためにやっている」という気持ちに近いのかもしれません。

有り難いことに、今の自分は十分とは言わないまでも食うには困らない報酬をもらっているので今すぐに「食えなくなる」ということはないのかもしれません。しかしいつまでも今の業界・社会状況が継続するなんて楽観的な事を考えていられない以上、いつかは「食いっぱぐれるかもしれない」と思っておいたほうがいいと思います。個人的には自分のような業界や職種には、そうなる日が高い確率で来るのだろうなとは思っています。本当にそうなった時に、自分が強みを活かして「食っていけるか」と言うのは、キャリア形成を考えた上で最低限の自分が抑えておきたい点では有ります。

確かに本当に「食う」だけなら、仕事を選ばなければ、ある期間は乗りきれるのかもしれません。しかし仕事というものは食うための手段だけではなく、仕事を通じて自己実現をしていく場でも有ります。自分の強みや価値観などと仕事を一致させるという点も含めて「食っていける」というものに含めるならば(いや、既に文字通りの意味では含まないのでしょうが)、今まで自分が積み重ねてきたキャリアというものはまだまだ「食えるほどの実績や経歴」ではないと思います。

そのため、もちろん自分の望む姿に向けて前向きには頑張っているものの、一方で自分に何かが起こった時に「食っていける」力を身につけておかないと大変なことになる、という恐怖感と両方を感じながら活動をしています。

この活動が終わったら恐怖感や義務感ではなく、自分が心から意味のあると思う仕事に向けて全力を突っ込みたいと思います。まあ、それまではしばらく我慢して今の活動を続けたいと思います。

ということを考えると、やる気がでないとか、疲れたとか、そんな甘っちょろいことは言っている暇なんて決してないのでしょう(汗)。ということで、寝るまでまだ1時間ちょっとあるので、これからもう少しだけ論文の続きを頑張ります!


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