帰国まであと 116 日!
(1)論文、
活動、不可逆性の論文を読む
時間、1h
(2)英語、
活動、活動なし
時間、0h
(3)その他活動サマリー、
学会参加のための準備
(4)陸トレ、
OK
(5)感謝、
ランチに誘って励ましてくれたアメリカの上司
(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
新しい実験の準備
(7)ブログ、
今日は昨日の宣言通り雑務を頑張りました。朝型生活にして会社からは早く帰る分だけ家でも論文の続きを頑張ることが出来ました。今年の勤務もあと二日間です。後悔の無いように精いっぱいやりたいと思います。
さて、本題です。アメリカに来てからの仕事は大枠での方向性は決まっているものの、詳細に関しては自分に任されています。もちろん定期的に仕事の成果に関して、アメリカと日本の上司にレポートはしますが、それも月一くらいのものです。アメリカの上司から信用されているといえば聞こえは良いですが、実際は彼らも忙しいので自分にかまってくれる時間なんてないのが本当のところだと思います。
そもそも今回のミッションに関しては、成果の上限や基準があまり明確になっていません。もちろん最低ラインは決まっていますが、そんなのは端から基準にしていないので。となると、どれくらいを望む成果として考え行動していくかに関して、全て自分で考え自分の責任のもとに意思決定をし、行動に移していかなくてはいけません。自制心・自律心と主体性が非常に求められます。
確かに決断の自由はあるのですが、その自由と引き換えに責任も引き受けるので、時にとてもつらいことでもあります。ですが、このように自分の人生に対して主体的に意思決定をしていくことが自分は好きなのだと思います。そして、会社の望む通りにキャリアを積んで行くこでは生き残れないと考える自分にとって、この自由は何よりも大切なものだと思います。
この自由を手に入れてから、自分は以前よりも一生懸命に働きかつ様々な活動をするようになりました。単に与えられた仕事をこなすという状態よりも、主体的になっている分だけ仕事に対しても面白さを感じています。この自由の範囲内で、短期的な (最低限の) 成果は確保しつつ、長期的な成長に対して投資をしていかなければなりません。自分の場合はついつい投資 (と油断するとすぐにサボり) に向かってしまうので、バランスを取りながら活動をしていく必要があります。
ということで、今日も自由と引き換えの責任に対して押しつぶされそうになりそうなプレッシャーを抱えながらも、今・近い将来・遠い未来とのバランスを考えて活動をしています。製薬会社の研究職のようにグローバルな環境で働く自分たちにとっては、そのような主体性がなければ生き残っていけないのかもしれないと思ってもいます。
これって自分をマネジメントしているみたいで、そう考えるとプレッシャーさえ意外と楽しいです。昔やったパワプロとかの育成型 RPG みたいな感覚ですかね。限られた時間とお金と能力をどのように振り分けて成果を出しつつ成長していくかを楽しみながら頑張っていきたいと思います。